千葉県、過去最多陽性者数・「検査キット配布・陽性者登録センター」について/議会報告活動

我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。

 

新型コロナウイルス感染症についてです。

本日の千葉県における新型コロナウイルス感染症陽性者数の内訳は保健所毎に

●千葉県5,618名(クラスター7件)
●千葉市  1,901名(クラスター3件)
●船橋市  1,395名(クラスター1件)
●柏市    549名(クラスター5件)
合計で9,463名です。

 

県全体の感染者数9,463名は過去最多です。(前回の最多は昨日の7月21日 7,555名)

 

第7波に伴い、千葉県「検査キット配布・陽性者登録センター」が再開されましたが、陽性登録件数が想定より大幅に超える状況となっており、一時的にサーバーダウンや医師不足などの状況が発生しているとのことです。

 

 

千葉日報が速報で記事を出しておりますが、このセンターの仕組みをよく理解していないとなんの数字がわからないので(誤解をされる方が多いので)、私のブログで説明させていただきます。

 

そもそもこの検査キット配布・陽性者登録センターというのは、患者の重症化リスクの低い方を対象に、希望に応じて検査キットを無償配付し、本人が検査をして、その結果、医師が陽性者であることを確認した場合、発生届の作成・提出を行うという仕組みです。

 

 

発熱外来の予約が取りにくい状況にあっても、重症化リスクの低い方については医療機関を受診することなく感染していることが確認でき、迅速に必要な支援等へつなげることが可能となるのみならず、医療機関は重症化リスクの高い方を中心に診療することが可能となります。

 

1日あたりの検査キットの配布可能数が5,000程度です。

陽性となった方の登録対応件数を千葉県では100件と見積もっていました。

その根拠として、これまでマックスで145件であったとのことでした。

しかし再開後、7月21日には検査キットによる検査6,600に対し、陽性者数は100件を大幅に超える1,751件となりました。

 

発熱外来でも長蛇の列ができており、検査難民が増えていることからもこのセンターを再開したわけですが、想像をはるかに超える陽性率に対し、センターにて対応する医師が不足してしまっている状況が発生。

またアクセスが集中し、一時的にダウンするなど、県民の皆様のご迷惑をおかけしている状況となっております。

 

 

 

県は緊急記者会見を開催したとのことですが、私のもとにも多くの県民から問い合わせが来ている状況でして、現在、早急に県に確認をとり、改善をお願いしています。

 

医師がキャパシティを超えていることから、今後医師を増やしていき、これまで電話で行っていた確認作業を電子メールやSMS等で行うよう一部簡素化するなど効率化を図っていくとのことですが、読みが甘かったことなどが指摘されている中で、このセンターの持つ役割を適切に果たしていけるように、働きかけていきます。

 

昨日と今日は感染対策を徹底しながら議会報告活動として朝練(駅頭活動)を新木駅及び天王台駅北口にて行いました。

今週は毎朝、駅頭活動を我孫子市内各駅にて実施させていただきました。

 

 

 

皆様からいただいたご意見やアイディア等をしっかり受け止め、議会活動に反映してまいります。

 

駅ご利用の皆様のご理解とご協力に心より感謝申し上げます。

 

また、昨晩は我孫子ライオンズクラブの例会がありました。

新型コロナウイルス感染症の影響により、悩みを抱えている方々が増えていることから、「千葉いのちの電話」へ寄付を行うことを決定。

我孫子ライオンズクラブは今年度で50周年。

こういう世の中だからこそ、奉仕活動に力を入れていきたいと思います。