【千葉県議会】県土整備常任委員会にて質疑~千葉北西連絡道路~

こんばんは、我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。

ワクチン接種の副反応でアレルギー反応と発熱により、本日は自宅にて安静にしながらリモートワークとしました。

 

昨日は、所属する県土整備常任委員会でした。副反応で顔が真っ赤になりながらの出席でしたので、少し皆様にご心配をおかけしてしまいました・・・。

今回の県土整備常任委員会では予算関係4件、条例関係2件、その他7件のあわせて13議案を審議し、いずれも慎重審議の上、可決されました。

 

今回の補正予算では、県土整備部に限らず、人事委員会勧告に基づく職員給与の改定を行うための人件費の増額の他、施工時期の平準化を図るための債務負担行為及び適正な工期を確保するための繰越明許費が設定されます。

 

委員会にて質疑や審議するにあたり、委員会までに詳細に調査し、疑問に思ったことは勉強会を行ったり、資料を取り寄せるなどして、委員は委員会に臨んでおります。

 

私からは千葉北西連絡道路について質疑を行いました。

池口部長からも冒頭の報告で、県として早期具体化が図られるように国に協力していく、という話がありました。

 

千葉北西連絡道路については、国土交通省、千葉県、茨城県、我孫子市、柏市、野田市、印西市、白井市、取手市で「千葉北西連絡道路検討会」において計画の具体化に向けて検討を進めてきたところであり、地元市も地域住民も大変期待している道路となっています。

千葉北西連絡道路は、千葉県の広域的な道路計画の方向性を定める「千葉県広域道路交通ビジョン・千葉県広域道路交通計画」において、千葉県北西部を南北に連絡する「高規格道路」として計画されている道路です。

まず、県として、北西連絡道路への認識や意義、現在の検討状況を質疑した上で、このあとの予定として、今後、県はどのように取り組んでいくのか、という質疑を行いました。

 

県はシンポジウムを開催したことを例にあげ、国や沿線市と連携して必要性について理解を得られるように取り組んでいく、という主旨の答弁がありました。

 

 

私もこれまでの2回のシンポジウムに出席しておりますが、シンポジウムでは地元市長からも早期実現を要望され、学者からの提言もなされております。

 

またこのシンポジウムには我孫子市内の自治会長の皆様方もご参加されており、皆様方からとにかく、早くつくってほしい、という声が多く聞かれました。

 

地元への丁寧な説明や意見把握を行うなど、地域 とのコミュニケーションを行いながら概略計画の検討(計画段階評価)を進めることになってはいるものの、シンポジウムという形だと一方的であったり参加市民も限定的であるため、シンポジウムにおいて、東京理科大学理工学部教授の寺部慎太郎先生がご講演されていたように、計画段階から市民(住民)を巻き込み、できるだけ多くの利害関係者をリストアップして、議論を行う仕掛けなども行っていくように要望しました。

 

まだまだ県議会は続きますが、ワクチン副反応は仕方ないとはいえ、議会に影響が出ないように、体調管理に気を付けながら取り組んでいきます。