12月定例千葉県議会閉会/我孫子駅北口マンション前交差点のスクランブル化実現

こんにちは、我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。

昨日12月20日に12月定例千葉県議会が閉会となりました。

その内容をお知らせする前にひとつ、県警に要望していた事案

が実現し、県警から正式回答をいただきましたのでご報告です。

 

昨年、我孫子駅北口の大型マンションが立ち並ぶ交差点が歩車分離式となったのですが、住民の方々のみならず、この交差点を利用される多くの市民や学校関係者・保護者より、子どもや高齢者、障がいをお持ちの方々が信号の時間が短くて2つ渡り切れないこと、信号が青になってもわたっている歩行者がいるためにドライバーも危険であることなどのご相談をたくさん受けておりました。

すぐに私と事務員で渡ってみたり、子どもと一緒に歩いてみたりした結果、やはりこの状況では危険であると判断し、県警に渋滞しない形での信号機の延長とスクランブル化を要望しておりました。

 

こちらの写真が昨年の様子で信号表示変更の立て看板があります。

スクランブルにするには、ガードパイプもあり、歩道の切り下げも必要な状況です。

 

 

その後、すぐに県警は信号機の適正化をはかってくださり、そのことについてはご報告をさせていただいておりました。

また、通学路でもあるため、子どもたちが渡ることができるようになったことでPTA会長からも感謝のお言葉をいただくなど、改善することができ、安堵はしていた一方で、斜めに渡る方も多く、同時にスクランブル化にできないのか、と何度も県警と相談し、要望しておりました。

そして、県警から正式回答をいただき、私の昨年からの要望を受けて、県警が我孫子市と協議されたとのことで、12月15日に歩道の切り下げを行い、スクランブル交差点となったと県警からご報告がありました!

 

 

歩道の切り下げ⇓

 

 

こういうことは1件1件行うよりもパッケージで発注すると値段が下がるので、県警も予算の関係上、工夫して予算をうまく使って一気に多くの箇所を行っているとのことです。

県警ならびに行政各機関には短い期間に動いてご対応いただきましたこと、心から感謝申し上げます🙇

交通安全は県民の命を守る大切な施策。引き続き、取り組んでいきます。

 

さて、12月議会についてです。

知事から提案されました44議案はすべて可決となりました。

新型コロナウイルス感染症対策や幼稚園等の送迎用バスの安全装置設置事業費などが盛り込まれています。

コロナ対策ではオンライン診療センターの事業費、これまで保健所等で行っていた入院調整・受診調整・健康観察等を一括して担う『医療調整センター』設置事業費などです。

子育て応援交付金事業では、妊娠届と出産届の際に計10万円相当の経済支援を行なうこととしています。

 

今回の議会では千葉県八街市で昨年6月に飲酒運転のトラックにはねられた児童五人が死傷した事件を受けて成立した「県飲酒運転の根絶を実現するための条例」について、違反飲食店への罰則を新設する改正案を全会一致で可決しました。

私は提出議員となっておりますが、この条例は自民党プロジェクトチームがメインで策定にあたっていたものです。

 

今回の改正では、飲酒運転をした人に酒類を提供した飲食店に対し、知事は必要な指示や立ち入り調査ができ、正当な理由なく指示に従わなかった場合はその事実を公表できることになっており、期間を定めてその指示に関する書面を掲示することが命じられ、違反すれば五万円以下の過料を科すとの規定が盛り込まれました。

 

人事院勧告に基づく『千葉県議会議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例の制定について』は反対討論が複数の会派によって行われ、我々も反対しましたが、可決となりました。

 

年末年始、忙しい日々が続きますし、議会が終わったとは言え、政策協議で、地元のみならず年末まで何度も県庁に足を運ばなくてはなりませんが、真摯に取り組んで悔いのない年末を過ごしていきたいと思います!