千葉県災害復旧・復興に関する指針(令和元年台風15号・19号及び10月25日の大雨)について

こんにちは、我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。

 

我孫子市議会議員選挙真っ只中でして、多くの市民から様々なお問合せをいただいているところです。

 

これまでの選挙と比較にならないほど選挙カーがうるさい・・・

というお問合せに関しましては、今年1月の市長選挙今年4月の私が出馬した千葉県議会議員選挙、7月の参議院議員選挙は市議選に比べると圧倒的に市議選は候補者数が多いためです。

これまでの選挙ではおそらく皆様のご自宅付近に選挙カーがまわってくるのも1日1~2回程度であったと思いますが、市議選は今回30名の候補者が出馬しており、尚且つ政党車も出ているために相当数の車が我孫子市内を朝8時から夜8時までまわっている状況です。

1週間しかマイクを使って候補者が「1票お願いします」としか言えないので、同じ政治家としても、どうか皆様方にはご勘弁いただきたいと思います。生活に支障が出るほどのマイクの音量であったり、規定時間外のマイク使用等であれば、我孫子市選挙管理委員会や候補者の連絡先にご連絡をしてみてください。

 

また、配布されているチラシ等に記載されている政策や実績について、「???」なことが多いかと思います。本当にこの候補者が実現したの?みんな議員定数削減て言ってるけど実際はどうなの?などなど、SNSや事務所への電話等、相当数のご連絡をいただいております。私が知る限りの事実はお伝えさせていただいております。

 

さて、本日は台風と大雨に関する千葉県の対応についてです。

 

千葉県では本日11月13日に「第19回千葉県災害対策本部会議」及び「第2回令和元年台風15号・19号及び10月25日の大雨千葉県災害復旧・復興本部会議」合同会議を開催し、「千葉県災害復旧・復興に関する指針」を策定しました。

 

この指針では、

①「被災者の一日も早い生活と暮らしの再建」

  •  被災した住民の方が、一日も早く普段の生活を取り戻すことができるよう、住宅の応急修理や修繕による再建支援や応急仮設住宅の提供等により、住まいの確保に取り組む。また、各種支援金の支給や県税の減免などにより、被災した住民の方の生活再建を支援していく。
  • 大量に発生した災害廃棄物を、円滑かつ迅速に処理するために、千葉県災害廃棄物処理実行計画に基づき被災市町村の支援に取り組む。
  • 被災した住民の方に対し生活再建に向けたきめ細かなサポートを行うとともに、子どもたちが安心して生活し、学ぶことができるよう、スクール・サポート・スタッフ等を配置。

②「農林水産業や商工業など地場産業の力強い復活」

  • 被災した農林漁業者の一日でも早い経営再開が可能となるよう、農業機械やハウス等の復旧に対する支援や、経営・技術指導、制度融資等による金融支援などを行う。
  • 被災した中小企業の事業再建に向け、各種経営相談や専門家派遣、セーフティネット資金(制度融資)、補助金等による支援を行う。
  • 各地域の復興に向けた機運を醸成し、復興する千葉の姿を県内外に積極的に発信。

③「オール千葉で災害に強い千葉県づくり」

  • 広範囲で長期にわたる停電や通信遮断、断水を発生させた台風被害の特殊性を踏まえ、上下水道・工業用水道施設、医療機関、社会福祉施設の停電対策等を進めるとともに、電線類に係る倒木処理の手続き等を迅速に進めるため、関係機関(電力・通信事業者、道路管理者等)との連携強化。
  • 県民の生命・財産を守るため、河川の整備等を推進。
  • 大雨や暴風による道路法面の崩落や倒木等が生じ、多くの道路で通行止めが生じたことから、災害に強い道路ネットワークの整備推進。
  • 土砂災害や浸水からの迅速な避難に向けた取組を推進するとともに、自助・共助・公助の取組を進めることにより、地域防災力を強化。

という3つの「基本的考え方」を掲げ、取組・事業を体系的に位置付けたうえで、復旧・復興に取り組むこととしています。

この指針は、現時点で事業化された復旧・復興の取組を取りまとめたものであり、今後、新しく事業化された取組の追加などを行い、内容の充実を図っていくこととなります。

 

また、千葉県では被災した方々を応援し、

千葉県の元気を取り戻すため、県民、企業、行政等が一体となり、全県的な復興機運の醸成に向けて「がんばろう!千葉」キャンペーンを本日11月13日より実施します。

「がんばろう!千葉」を合言葉に、チーバくんをデザインしたシンボルマークを統一的に使って、各種団体や企業などと協働したイベント等を開催していきます。

 

 

期間中に、イベント等で使用する印刷物・製作物・販売品にシンボルマークを使用する場合は、無償とし許諾手続きを簡略化(事前協議のみ)します。

 

さらに期間中は、台風被害からの復旧復興のシンボルとして、統一デザインの「がんばろう!千葉」のぼりを、復旧復興を目的とするイベントやキャンペーン等で使用する場合に、県関係課を通じて適宜配付します。

 

 

使用を希望される場合は、県関係課にご相談ください。

https://www.pref.chiba.lg.jp/kouhou/miryoku/ganbaro/ganbaro2019.html