我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。
本日は昨日に続き、2月定例千葉県議会に向けた会派勉強会です。
写真は石川議員とですが、松戸議員、須永議員の4名で行政と勉強会を行いました。
来週は2024年最後の週となるので、県庁と我孫子の往復でさらに忙しくなりそうです。
今日は県議会図書館で借りたオススメの3冊をご紹介。
『HSPブームの功罪を問う』 飯村 周平(著)
『グリーン戦争-気候変動の国際政治』 上野 貴弘 (著)
HSPについては令和3年に千葉県議会の立憲民主党の議員(当時)が取り上げており、啓発推進などを要望されていました。
ちょっと誤解を招くタイトルかもしれませんが、学術的なHSPと社会一般で普及しているHSPにはズレがあり、世の中で発信されているHSPは科学的根拠に基づかないものもあり、ポピュラー心理学として広まったことを指摘しています。例えば、「生きづらい」=「HSP」のように簡単にラベルを貼ることができます。
HSPは精神医学的な疾患概念ではなく、HSPに関する研究は発達心理学やパーソナリティ心理学の分野で取り扱われており、私の姉が心理学の博士なので、私もHSPに関する話はよく聞いています。
HSPとは学術的には環境感受性という特性が高い人を表します。
HSPには感受性があり、非HSPには感受性がないという二値的な短絡的な事象ではなく、環境感受性はグラデーションがある連続的な特性です。
対立構造やポップ化ではなく、必要な方に支援の手が差し伸べられるような広まり方が望ましいと思いました。
そして今、日本人が必読本!
『縮んで勝つ: 人口減少日本の活路』河合 雅司 (著)
もはや日本が避けて通れない「人口減少問題」。
重要な内容が盛りだくさんで、書ききれません・・・。
政治家は絶対に政策立案のためにも読むべきだと思います。
県議会図書室で借りた書籍はもちろんマーカーや付箋が貼れないので、自分で購入することにし、再度読み直して読み込もうと思います。