こんにちは、千葉県議会議員の水野ゆうきです。
本日、千葉県議会では私が所属する文教常任委員会が開かれました。
今回は新型コロナウイルス感染症拡大防止のために職員・議員全員マスク着用、間隔をあける、定期的に換気、質疑は簡潔に、ということを徹底して行われました。
本日も「伊と幸」さんのマスクのおかげでたくさんの質疑も息苦しさを感じずに行うことができました
今議会での教育委員会所管分の補正予算は4憶2,057万6千円となっており、具体的に以下の事業が盛り込まれています。
①県立学校における感染拡大防止
マスクや消毒液等の保健衛生用品購入費
②ICTを活用した学習支援
オンライン学習ができるよう全県立学校に学習支援ソフト導入、市町村立小中学校等に対して学習支援ソフトの導入に係る経費助成
③子どもたちの心のケア等を行う体制強化
スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーの配置日数を拡充
④特別支援学校におけるICTを活用した教育推進
視線入力支援装置の整備
⑤県立学校の臨時休業に伴う給食用事業者の食材加工賃等の支払い
この中でSNSをはじめ、お電話等で3月時点から県立学校の生徒及保護者の皆様からご要望いただいておりましたマスクや消毒液等の保健衛生用品の購入費が計上されています。
この件について質疑を行いました。
緊急事態宣言が発出される直前5月初めの
学校再開か休業か・・・という瀬戸際の際に、保護者の皆様から
「万一学校が始まってもマスクも消毒液も手に入らない状態なので、学校ではしっかりと準備をしてもらいたい」
「子どもが毎日消毒液を持って歩くのはたぶん難しいです」
「お手洗いに石けんすらないことがあるから手洗いもきちんとできない」
という切実なご相談がありました。
それを受け、早い段階で県教委にご相談・協議を行い、予算に入れていただきました。
現在は購入できる状態となりましたが、相談当時はマスクや消毒液が全国的に不足状態であることなどから購入できるのか否かという状況でした。
今回の予算で全県立学校(県立中学校、高等学校、特別支援学校)の保健衛生用品(33,487千円分)を購入します。
県の答弁によると今回で概ね2か月分とのことでした。
一方で、東京都も感染者数が増え、千葉県も予断を許さない状況であることから、今後第二波、第三波も鑑み、国の2次補正予算も活用して、手に入らなくなったということがないように計画的に継続的に購入することを要望しました。
明日以降は議案以外で質疑を行った以下のテーマについてお伝えしていきます。
●コロナ禍で急増した中高生の妊娠について
●教員のICT活用、指導能力の実態と課題
●児童生徒が新型コロナウイルスに感染した場合及び濃厚接触者となった場合の県教育委員会・市町村教育委員会・市町村・学校・保健所の情報共有の在り方について