【一般質問①】新型コロナウイルス感染症対策/千葉県議会フリースクール等教育確保議員連盟

我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。

 

本日、千葉県議会本会議において一般質問を行いました。

 

7大項目で質疑を行い、質問(再質問含む)計19問、要望6件行いました。

 

 

数日に分けて、提出した項目の順番に沿って質疑の要約を書いていきます。

まずは新型コロナウイルス感染症対策についてです。

 

新型コロナウイルスは全国的に感染が広がり、さらに、11月以降は感染拡大のペースが速くなっており、感染の“第3波”と言われています。千葉県においても1日の感染者数が100名を超える日も出てきており、また、船橋市や柏市、我孫子市内の県立学校においてもクラスターが発生し、臨時休校などの措置がとられるなど、予断を許さない状況が続いております。

 

新型コロナウイルス感染によりお亡くなりになられた方々とご親族のみなさまに心からお悔やみ申し上げますとともに、罹患された方々や関係者のみなさまにお見舞い申し上げます。

そして、最前線で社会維持のために従事されている医療関係者をはじめとする多くのエッセンシャルワーカーの皆様に心より感謝申し上げます。

 

1 新型コロナウイルス感染症対策について

 

【千葉県の保健所毎(千葉県、千葉市、船橋市、柏市)の感染者情報等の公表内容が統一していないことについて】

 

千葉県、保健所を設置している千葉市、船橋市、柏市はそれぞれ毎日、新型コロナウイルス感染症の新規感染者等に関する情報発信をしておりますが、発表している情報の内容は統一されておらず、県民にとってはわかりにくいと感じています。

 

例えば県立学校で感染が確認された場合でも、必ずしも千葉県の保健所が担当するわけではなく、その県立学校が立地している場所が保健所設置市の管内であれば、事案の発表や濃厚接触者の調査は、その市が行います。

一方で、その県立学校に通う生徒の住所が千葉県管轄の保健所であれば、千葉県が患者調査や検査を行い、検査の結果が陽性であれば千葉県が発表する、ということとなり、同じ県立学校で発生している事案であっても、住んでいる場所によって発表自治体や発表内容が異なり、実態が見えにくく保護者等にとって非常に複雑な仕組みです。

 

※説明についてはこちらをご覧ください。

 

 

 

県民からは保健所設置市のように千葉県は行動履歴などを詳細に出せないのか、反対に、千葉県ではクラスター発生の際に施設の名称を出しているのに、何故、保健所設置市では出さないのか、などという質問をよく受けます。

 

そこで、新型コロナウイルス感染者情報の公表について、千葉県はどのような考え方に基づき実施しているのか質問したところ、森田知事からは県では、新型コロナウイルス感染症の発生状況を、感染症法や国で定めた公表に係る基本方針等に基づき、積極的に公表してきているが、個人が特定されないように配慮していること、感染者情報の公表にあたっては、保健所設置市と連携し対応していく、という前向きな答弁という印象でした。

 

【千葉県の新型コロナウイルス感染症対策本部事務局の体制強化について】

 

千葉県は令和2年4月6日に86名の体制で新型コロナウイルス対策本部事務局を発足させ、以降、感染者数や業務の増加に伴い、最大時には175名体制で業務にあたりました。

第一波終了後、本部事務局の人員は7月に組織体制を見直し、人数を139名から107名体制に再編成されました。

一方で、保健所における感染症対策を担当している健康福祉部疾病対策課では時間外勤務時間が他の課より多く、10月以降、クラスターの発生が続いており、新規患者数も急増して、11月28日には一日最多の113名となりました。

12月1日現在では123名体制で職務にあたっていますが、第一波を超える勢いで今後も新規患者数が増えることも想定されることから、それに対応する本部事務局の職員も増やす必要があるのではないかと考えます。

 

今後の感染拡大に備え、本部事務局体制を強化すべきであるという質問に対し、森田知事からは、対応が必要な業務が生じた場合には、適宜、職員の増員や、兼務職員による応援、臨時職員の配置により、体制強化を図ってきたが、最近の患者数の増加に伴い、本部事務局においても、業務が増えてきていることから、更なる人員体制の強化について検討しているという答弁がありました。

 

そのためマンパワー不足で対応が遅れないように要望しました。

 

【要望:飲食店等への要請は補償とセットにすべき!】

 

千葉県は東葛地域11市の飲食店などに酒類提供を午後10時までと要請しました。しかし、飲食店への協力金等は支給されず、12月4日に東葛南部6市長らが協力金や対象地域の見直しについて森田知事に要望しました。酒類時短要請に関しては、事前に市町村に意見照会を行っており、その際に我孫子市からも補償を要望しています。

12月2日から22日までの期間、売り上げが下がり、経済にも影響が出ることから、是非とも要請と補償をセットで考えるよう要望しました。

 

新型コロナウイルス感染症に関する情報のみならず、千葉県の県民への情報提供の仕方・あり方にはかなり課題があると考えています。

緊急時やタイムリーな情報を的確に県民に伝えるために、次のブログでは情報のあり方について詳細に質疑をお伝えしていきます。

 

 

こちらは私の前に座っている田沼たかし議員(四街道市選出)が一般質問前に撮ってくださった1枚です。

マウスシールドは隣の川合友則議員(松戸市選出)からいただいたもの!

周りの議員からパワーをもらって頑張りました(^^♪

 

本会議終了後は幹事を務める千葉県議会フリースクール等教育議員連盟に出席。

 

 

実際にフリースクールに通っている生徒の皆さんが県議会に来てくれました。

フリースクールに行き始めた経緯やフリースクールでの活動、将来の夢などを直接聞きました。

勉強会ではしっかりとした受け答え(^^)

 

普段は陽気な中高生☀

 

 

フリースクールの皆さんと議会棟で撮りました(^^♪

 

学校に行けずに悩んでいる子どもたちが少なくなって自分の居場所を見つけられますように。

私達もあらゆる形でお手伝いをしていきます。

 

明日も引き続き、一般質問なのでこれからお風呂に入って、明日の準備をして寝ます!