【千葉県】まん延防止等重点措置適用地区の変更と今後の感染拡大防止策について

こんばんは、我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。

 

既に昨晩の時点でSNS等で千葉県におけるまん延防止等重点措置の適用地区が変更となることや、地元・我孫子市が外れることなどを伝えさせていただいておりますが、以下、正式決定となりましたので、お伝えいたします。

 

【まん延防止等重点措置を講じるべき区域見直し】12市⇒11市
 ≪継続≫千葉市、市川市、船橋市、松戸市、習志野市、浦安市
 ≪新規≫市原市、木更津市、君津市、袖ケ浦市、富津市
これまで対象としていた野田市、柏市、流山市、八千代市、我孫子市、鎌ケ谷市は区域から外れます。

 

区域内の飲食店については、営業時間は20時まで、酒類の提供は一定の要件の下で19時まで。

 

 

上記の決定に伴い、営業時間短縮等に御協力いただく飲食店及び大規模施設等の皆様に支給する協力金等などの延長が必要になることから、6月23日に補正予算案【297億5,000万円】が県議会にて知事より追加提案されます。

 

また今後の感染拡大防止策が新たに示されました。

大きな改善・追加点の概要をお知らせいたします。

 

●モニタリングの体制強化等
【現在の取組状況】
・ 疫学情報について、県と 3 保健所設置市で情報共有を行っているほか、必要に応じ共同で対応。
【今後の取組】
・ 県衛生研究所において広域的な情報の集約分析を強化する。

 

●クラスター予防対策の強化
県内全域の高齢者施設等における従業員への PCR 検査の実施
【現在の取組状況】
≪令和 2 年度実施分≫
2,463 施設 陽性者:30 名 実施済人数:77,120 名

内訳:県 867 施設 陽性者:15 名 実施済人数:41,214 名
   :保健所独自設置3市 1,596 施設 陽性者:15 名 実施済人数:35,906 名

 

≪令和 3 年度実施分(6 月 11 日時点)≫
~4 月分~

1,913 施設 陽性者:11 名 実施済人数:58,417 名
内訳:県 772 施設 陽性者:6 名 実施済人数:36,638 名
   :保健所独自設置3市 1,141 施設 陽性者:5 名 実施済人数:21,779 名
~5 月分~ 

2,317 施設 陽性者:33 名 実施済人数:84,811 名
内訳:県 932 施設 陽性者:16 名 実施済人数:53,669 名
   :保健所独自設置3市 1,385 施設 陽性者:17 名 実施済人数:31,142 名

【今後の取組】
・ 対象をこれまでの入所系施設に加え
6月から通所系事業所に対象を拡大。
・ 実施期間を高齢者施設等は7月まで、障害者施設等は当面8月まで延長。

●「変異株」への対応の強化
(1)監視体制の強化
【現在の取組状況】
・ 直近の検査により、従来株がN501Y変異株にほぼ置き換わったものと推定されることや、国からの要請を踏まえ、N501Y 変異株からL452R変異株の検査等に切り替えた。




【今後の取組】
・ L452R変異株PCR検査の実施割合40%を目標に体制を整備。
・ L452R変異株PCR検査陽性例について
優先的にゲノム解析を実施。

 

●積極的疫学調査の徹底
【現在の取組状況】
・ 通常も積極的疫学調査を実施しているが、特に変異株が確認された際に、保健所が迅速かつ集中的に積極的疫学調査を実施。
【今後の取組】
・ 迅速な検体送付、入院措置、並びに
濃厚接触者に加え、濃厚接触者以外の幅広い関係者への検査等を実施。
 

●医療提供体制の充実
【今後の取組】
・ 適切な健康管理を行うとともに、同居家族への感染防止を図るため、
できる限り自宅療養でなく、宿泊療養を推奨。
・ 引き続き、自宅療養に係る適切な療養環境の確保のための取組を実施する。