こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。
日本維新の会は「身を切る改革」で自主的に月18万円を歳費からカットして貯めておき、定期的に被災地に足を運んで義援金として寄付をしています。
今回は台風19号で大きな被害を受けた長野県長野市へと向かい、長野市長と意見交換・氾濫した千曲川周辺の視察をさせていただきました。
単なる河川の氾濫ではなく、予期せぬ堤防の「決壊」という未曾有の事態に見舞われた長野市。
鉄砲水の被害はどちらかというと「津波」に近く、東日本大震災の被災地を思わせる光景が広がっていました。
千曲川決壊による公共土木施設被害額51億円。写真はリンゴ園の荒れ果てた土に積み上げられ腐っていくばかりのリンゴの山。公園に残された危険漂流物は全国からボランティアが6000人集まって作業をして自衛隊は夜通し33日継続作業をして本日12月20日をもって避難所暮らしがやっとゼロになりました。 pic.twitter.com/TMpDX3ZPje
— 石井苗子(みつこ) (@ishii_ishin) December 20, 2019
現地の模様は動画で撮ってきまして、5分くらいに編集しましたのでぜひ御覧くださいませ。
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想定外の被害を出してしまった長野市ですが、行政・ボランティア・自衛隊が一体化して復旧対応に当たる「ONE NAGANO」の取り組みなどは高く評価されており、急ピッチで復興が進んでいるようです。
長野市長も「国も様々な災害対応で経験が蓄積されており、非常に助かった。県知事とも普段から交流していることもあって、スムーズにやり取りができた」と語っておりました。
やはり災害という緊急事態ほど、政治やリーダーの資質が問われる局面はないなと改めて感じるところです。
千葉・森田知事 台風15号対応、上陸2日後「私用」で外出
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3861340.htmヒアリングをする限り順調な長野市に比べて、過日に足を運んだ千葉市では、基礎自治体の関係者は一様に県・県知事の対応に批判的でした。
地方分権を推し進めるためには、リーダーが一定の資質を保っていることが極めて重要になりますし、次々に出てくる千葉県知事の失態には言葉を失うばかりです…。
国と地方自治体が連携しながら、長野市のように地域が主役となって復興が進む仕組みづくりを、国政からも後押しするべく政策提言を続けていきたいと思います。
明日は5時起き(!)で遠方の勉強会に参加するため、簡潔ながら本日はこんなところで。
それでは、また明日。