始まりはここから

 来週の参加が間に合わなさそうなので、年内もう一度と道庁前へ。366回を数えた反原発抗議行動の力もあり、今年も泊原発の再稼働はできませんでした。

 とはいえ好んで続けてきたわけではない。スタッフの橘さんも「寒いなか、やりたくてやってるわけではありません」と述べていました。次の世代に原発は残さない、自分ごととして意思表明を続ける、誰もが声をあげられる場所を準備する--こういう思いでスタッフのみなさんが続けてきたのでした。

 本当にいろんな方が集まるので、そのスピーチを聞くなかで学ぶことも多くあったし、自然と言葉を交わすようにもなりました。いま路上の行動は多く展開されてきていますが、ここ数年で言えば官邸前の反原発抗議行動が転換点になったように思います。道庁前での初めての行動も、すごい熱気だったことを覚えています。

 一方で、この間も政府・与党はひどい姿をさらけ出しました。カジノの日本参入をめざしていた中国企業との関係で秋元司衆議院議員の事務所は家宅捜索が入り、総務省の事務次官は行政処分案を日本郵政に漏えいし、小泉環境相は日本の気候変動対策が無策同然なのを棚に上げてグレタ・トゥンベリさんに異論を述べ、茂木外相は抗議をしたとされますがロシアから漁船5隻の乗組員は今だ帰ってきていません。

 明日は札幌東区で終日行動。政治を変えたいこの思いを、多くの方と共有できればと願っています。

 【今日の句】声上げる場がある 意味を今いちど
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畠山和也
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