こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。
本日は中学・高校時代の友人の結婚披露宴でした。コロナで開催が心配されていましたが、感染症対策を行いながら実施できてよかったです。
30代後半ともなると招待される結婚式の数も目に見えて減ってきて、高校時代の仲が良かったメンバーも今回が最終便かなあという感じです。
なぜか冒頭の新郎新婦紹介ムービーの中に
「菅総理に対する第一印象」
という項目があり、新郎が抱いた印象は「父親と同じ年なので頑張ってほしい」というものでしたが、後ほどウェルカムスピーチでめでたい席に政治的発言をしたことをなぜか謝罪してました。
なら最初から入れるなよ!!(笑)
披露宴の席では、相変わらず高校時代に男子校でやっていた馬鹿話と少年漫画のことばかり話していて楽しかったです。
末永くお幸せに!
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さて、今週は私が都議時代から取り組んでいる「HPV(子宮頸がん)ワクチン」の課題に大きな進展がありました。
つい最近、ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンで子宮頚がんが減ったという研究結果が発表されました。
結論から言うと、今回の研究では17歳までにワクチンを打ち始めていると、打っていない人に比べて子宮頚がんの発症は約1/8でした。
内容について簡単に解説いたします。#HPVワクチン pic.twitter.com/gRaEdrcpHC
— 新潟大学小児科【公式】 (@Niigata_u_ped) October 4, 2020
子宮頸がんを防ぐワクチンとは、癌に変異するヒトパピローウィルス(HPV)というウィルスの感染を予防し、結果として子宮頸がん化を防ぐものです。
ウィルス感染→ガン化という流れからして「ウイルス感染を予防する=子宮頸がんを防ぐ」ことは間違いないと考えられてきましたが、今回はさらにそれが強化されて直接的に「子宮頸がんそのものを防ぐ」ことも医学的に証明される根拠が出てきたわけですね。
性交渉が始まる前の早期(17歳)に接種した人たちは子宮頸がんの発症率が1/8、それ以降でも約半分に抑えることができます。
なお、性交渉後に接種したからといって、副反応が起きやすくなるといったこともありません(医学的には証明されていません)。
子宮頸がんについては名作マンガ「コウノドリ」の当該部分が7日まで無料公開されており、スマホから簡単に読むことができます。
涙なしには読めないので移動中に電車で読むことには注意が必要ですが、ぜひ一人でも多くの方にご一読いただければと思います。
10月7日まで無料公開!
泣きました。子宮頸がんになる不安や悲しみがわかります。
HPVワクチンと子宮頸がん検診の両方で予防を!ワクチンは小学6年から高校1年まで無料(女子のみ、自費だと6万円程度)
検診は20歳から2年毎を推奨、自治体の補助で自己負担1000円程度https://t.co/DRGcxXyqs3— 産婦人科医 (@syutoken_sanka) October 1, 2020
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以前のブログでも触れたように、今年はHPVワクチンの2価と4価に加えて「9価(9種類のウイルスを防げる)」ワクチンがついに承認され、HPVワクチンの効果は飛躍的に高まり、コストベネフィットから考えても推進する意義が明確になりました。
参考過去記事:
「潮目」が変わる。HPV(子宮頸がん)ワクチンを普及啓発を目指すクラウドファンディングに寄付・応援が殺到!
https://otokitashun.com/blog/daily/24208/医学や科学調査の進化は、確実に病で悲しい思いをする人たちを減らすことに貢献しています。
あとは政治が、きちんとこれを受け止めて冷静に政策を進めていくことが重要です。
菅内閣で「HPVワクチン接種の積極勧奨」が再開されることを心から期待し、改めて我々からも政策提言を続けていくものです。
それでは、また明日。