2021年2月17日:パート3 22時30分。高崎の自宅でパソコンを起動させた。 夕方の新型コロナウイルス関係部局長会議。 今日も真剣な協議が続いた。それもそのはず。県民の健康と生命、暮らしを左右する決断をしなければならないのだ。今回も難しい判断を迫られる。が、前に進むしかない。最後は知事である自分が決定し、全ての責任を取る。その覚悟は揺らがない。 1つだけ恵まれていることがあるとすると、周りに「頼りになる同志たち」がいることだ。 知事に就任してから1年7ヶ月。どんな会議も、大抵、自分がグイグイと議論を引っ張っていく。実際、多文化共生の会議でも、アート振興の有識者会議でも、新総合計画の策定懇談会でも、毎回、知事自身が司会を務めている。他の都道府県も、続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』