県営の「ワクチン接種センター」設置の狙いは、市町村への側面支援と県全体の接種スピードの飛躍的向上

2021年5月1日 夕方。高崎の自宅で、パソコンを起動させた。 13時30分に武藤健康福祉部長から電話。新型コロナの最新情勢について報告を受けた。今日の新型コロナ新規感染者は81名。昨日の77名から4名、増えた。依然として、厳しい状況が続いている。 内訳は、最多が高崎市の26名。伊勢崎地区が19名。前橋市が15名だった。変異株による陽性者も、新たに15名が判明。累計で117名となった。7割の感染経路が分かっているのは、不幸中の幸いだ。 明日の午後、新型コロナウイルス関係部局長会議を招集する。GW中ではあるが、リアルで集まってもらう。ここまでの情勢と今後の対応について協議するためだ。 さて、昨日のブログで、県営の「ワクチン摂取センター」を、6月末までに設置することを決めたと書いた。臨時記者会見で、その方針を発表したことも。 この「ワクチン接種センター」を立ち上げる目的は、思ったように接種の進んでいない市町村をバックアップすることだ。同時に、県全体の接種スピードの飛躍的な向上を図る狙いもある。 県営の接種センターを設けることによって、自治体によっては、「8月以降までかかる」としている高齢者の接種を、7月中に完了させることを目指す。更には、来年2月までとしている全県民の接種を、11月中に終わらせるための努力をしたい。 ただし、知事会見でも強調したように、続きをみる

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