2021年7月10日 13時過ぎ。熱い紅茶を飲みながらのブログ。 13時30分。武藤健康福祉部長と電話で話をした。本日の県内新規感染者は14名。久々に10名を超えた。内訳は、前橋4名、高崎市、渋川地区、桐生地区、館林地区で各2名、伊勢崎地区と太田地区がそれぞれ1名。感染経路不明は4割だった。60代以上の陽性者は2割。 残念ながら、軽いリバウンド(?)が始まった。が、まだ全体のレベルは低い。冷静に受け止め、粛々と対処していく。最も重要なのは、この感染再拡大の波を、どこまで最小限に抑えられるかどうかだ。 昨日の日程を簡単に振り返ってみる。 午前10時30分から「第4回感染症対策産業経済総合支援本部会議」に出席。メンバーは、県、国、経済団体、市町村関係の約30名。完全オンラインの会議だったが、何の問題も無かった。県内の状況を把握する上で、とても有意義な会議だった。 15時からは、吾妻郡の八ッ場ダムを視察。現地で、中島企業管理者が待っていてくれた。新たなダムツーリズムの拠点を目指し、様々な構想が検討されているようだ。県としても、しっかり応援していきたい。 県庁に戻ったのは17時30分。ひと呼吸置いて、そのまま関係部局との協議に突入した。前回のブログでも触れたように、真剣な議論が続いた。気がつくと19時になっていた。 それはそうと、先週金曜日(8日)のオードリー・タン台湾デジタル担当大臣とのオンライン対談は、とても刺激的だった。冒頭、タン大臣にこう申し上げた。 「群馬県は昨年末、群馬県の新しい総合計画のビジョンを発表しています。その中で、群馬が目指す20年後の未来像として、『全ての県民が、年齢、性別、宗教、国籍、障害の有無等にかかわらず、誰1人取り残されることなく、それぞれが思い描く人生を生き、幸福を実感出来る自律分散型の社会』というものを掲げています。」 「こうした理念を打ち出している知事として、今、世界中で最も話を聞きたいと思っていた方の1人がオードリー・タン大臣でした。その意味で、今晩、こうして新型コロナへの対応等で世界的に注目されているデジタル担当大臣と意見交換出来ることを、大変、嬉しく、かつ光栄に感じています。」 オードリー・タン大臣の「オープンガバメントを含続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』