知事が分析する衆院選2021:①〜自民党は比例復活も含めた45議席減と考え、次に備えるべきだ!

2021年11月13日 午後。高崎の自宅からのブログ。 週末でも朝から活動中。睡眠不足を補うために、後ほど少し昼寝をする。あ、その前に、市内の視察に行かないと。 全県の警戒度も「1」に下がり、「街」に賑わいが戻って来た。そのことは、素直に嬉しい!ただし、どこかで必ず起こると想定している「感染者のリバウンド」は、ちょっぴり心配だ。1日あたりの感染者数が一桁になっても、警戒は怠らない。 13時30分。武藤健康福祉部長から、電話で報告を受けた。本日の新型コロナ新規感染者は1名。感染状況は、相変わらず落ち着いている。参考までに、一昨日(11日)の定例会見で報告した県内の最新の感染状況に関するグラフを、ブログの末尾に添付しておく。 昨日(12日)の日程の中身を書いていないことに気がついた。このブログは、政治家 山本一太の活動の記録でもある。昨日の主なスケジュールを記しておこう。 午前10時。先月、着任していた某大手新聞社の前橋支局長が来訪。午前11時。県内教育関係者との懇談。14時。群馬県計量協会創立100周年記念式典に出席。15時からは、関係部局との協議。汚水処理人口普及率の向上や、東洋大学板倉キャンパス問題への対応、ニューイヤー駅伝2021の運営方針等について話し合った。 さて、ここからは、毎回、掲載している衆院選の結果に関する分析&感想を書く。今回の総選挙で、岸田自民党は単独過半数どころか、絶対安定多数の261議席を獲得した。最初から予想されていた議席減は、15議席に留まった。この結果を見れば、岸田首相が、「国民の信任を得た」と表明したのも当然だろう。 しかしながら、自民党獲得議席のうち、30議席は、小選挙区では敗れながら比例で復活した「比例復活」の議席であったことを、決して忘れてはならないと思う。実際は「自民党が45議席を失った」と捉えるべきだ。その認識がないと、来年の参院選は、思った以上に苦戦する! 過去、参院議員として4回、知事として1回の全県選挙を戦った。お陰様で、全て圧勝した。全ての政治家にとって、選挙は命がけの勝負だ。そして、参院選挙に比例復活などどいう仕組みはない!地方区で1票でも負ければ、即、議席を失うのだ。 そんな「選挙結果至上主義」の山本一太の目から見ると、(比例復活で議席を得た方々には申し訳ないが)小選挙で勝って得た議員バッジと、比例復活で獲得した議員バッジは、全く価値が違う!! だからこそ、知事として応援に入った東京都の小倉まさのぶ候補や、神奈川県の鈴木けいすけ候補、埼玉県の柴山昌彦候補が(接戦が伝えられる中で)小選挙区で競り勝ったことは、本当に嬉しかった。そもそも、自民党のエースたちに、「比例復活当選」など許されない!逆に言うと、この人たちは、名実ともに「地元の代表」だ。 もちろん、長島昭久衆院議員や平井卓也前デジタル担当大臣のような人たちが(比例復続きをみる

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