HC名古屋最終戦を勝利で終える

IMG_1720HC名古屋今シーズン最終戦を迎えた3月13日(日)、チームGMをつとめる角さんとともに、一路、飛騨高山ビッグアリーナ(高山市中山町)に向かった。

今年のシーズンは、ホームアリーナであるブラザー体育館が新型コロナウイルス感染症の影響でシーズンを通して利用が制限されるなど、練習もままならなかった。また、2月半ばに開催されたリーグ戦で相手チームで感染があったことが判明し、HC名古屋の選手自身も濃厚接触者に。自宅待機を要請され、体を動かすことすら十分できなかったほか、リーグ戦が軒並み延期された。

その結果、HC名古屋はシーズン最終盤の9日間で、富山県→沖縄県→広島県→岐阜県を移動しながら5連戦という過酷な日程を迎えることになった。

FNt38VlaUAMmHuu■ シーズン最終版怒涛の5連戦
3月5日(土) 北國銀行戦(アルピス小杉総合体育センター) 富山県
3月6日(日) プレステージ・インターナショナル アランマーレ戦(アルピス小杉総合体育センター) 富山県
3月10日(木) ザ・テラスホテルズ(21世紀の森体育館) 沖縄県
3月12日(土) イズミメイプルレッズ戦(マエダハウジング東区スポーツセンター) 広島県
3月13日(日) 飛騨高山ブラックブルズ岐阜戦(飛騨高山ビッグアリーナ) 岐阜県

FNt3_9DacAIQp03最終戦となった「飛騨高山ブラックブルズ岐阜」戦前には、角GMとともに選手控室を訪れ、HC名古屋の選手の皆さんに激励の挨拶。「新型コロナウイルスの影響で練習環境もままならない1年だったが、それも今日で最後。悔いのないように戦ってほしい」と選手を鼓舞した。

一進一退のゲームを制したのはHC名古屋。怒涛の5連戦の最終戦であるにもかかわらず、後半も体力が落ちることなくブラックブルズを振り切った。本当にお疲れさまでした。

■ 髙宮咲が得点王ランキング2位
髙宮咲(HC名古屋)が今シーズン115得点となり、相澤菜月(北國銀行)の117得点に続き、得点王ランキング2位を獲得した。

■ ハンドボールリーグもプロ化へ
一般社団法人日本ハンドボールリーグは12月20日、「次世代型プロリーグ構想発表会」を開催し、2024年にプロ化した新リーグ創設を目指すことを明らかにした。葦原一正代表理事が公表した構想では、新リーグ開幕は24年2月を予定。本年3月には参加チームの申し込みを募り、7月に審査結果を発表する。新リーグ最大の特徴は、リーグが全チームのあらゆる収益事業を一括管理する「シングルエンティティ制度」の採用となっている。

参加条件は
・プロ契約選手11人以上
・1500人以上のアリーナを確保
・12歳以下の下部組織を保有
・チーム名に地域名を入れるなど。

なお、HC名古屋は現時点でプロリーグに参加するか否かを決めていない。
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横井利明
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