(仮称)鳥栖公園整備へ

桜学区鳥栖公園①jpg「桜学区(南区)内に公園がない。」そんな相談を受けたのは今から20年ほど前。学区内には学区最東端の天白川沿いに「中江公園」があるものの、桜学区中・西部地域には1つも公園がなかった。

さて、桜学区中・西部地域は標高10~14mの高台が広がる超高級住宅地。仮にまとまった土地があっても、マンション用地として高値で売却されることから、なかなか公園用地の確保ができなかった。

動きがあったのは4年前の平成30年5月。

桜学区鳥栖公園②「ヨコイさん、日本郵便株式会社の社宅が廃止され今後売却される可能性がある。ぜひ公園用地として確保することができないか。」そんな相談をいただいた。

社宅跡地の広さは1,600㎡。街区公園には適当な大きさだった。直ちに公園事業を所管する緑政土木局、また予算の担当局である財政局に土地の確保を打診した。

当初は「競争入札で売却する。」とかたくなだった日本郵便株式会社も地元の強い要請を受けて徐々に軟化。令和3年3月29日には名古屋市と約2億9,000万円で不動産売買契約をおこない、同日、所有権も移転した。

4月25日(月)には緑政土木局が桜コミュニティセンターを訪れ、桜学区連絡協議会に対し公園用地の取得ができたことを報告。学区も感謝の意を述べた。

住民の声を公園計画に反映させるため、市は令和3年8月頃、住民で組織する(仮称)鳥栖公園計画検討会を立ち上げ、数回の話し合いを行いながら設計を固める考え。その後、令和5年2月頃から日本郵便株式会社社宅の解体をはじめ、令和5年夏ごろには公園整備にはいる見込みとなっている。

公園の完成は令和6年3月末。住民の声を反映してつくられる(仮称)鳥栖公園がどんな公園となるのかい、今から楽しみ。学区の皆様の大交流の場となることを期待したい。
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横井利明
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