子どもたちが身近にバスケができる環境を　エブリンさん

エブリンさんとともに、道徳公園バスケットボールパークで熱中放課後の収録をおこなった6月12日、収録が終わるや否や、子どもたちがエブリンさんのまわりを取り囲んだ。

「エブリンさ～ん、一緒に写真撮ってください。」「サインお願いしまーす。」などの子どもたちの要求に笑顔で応えるなど、本当に気さくな人柄。ユーモアにあふれまわりの子どもたちもついつい笑顔に。しばらくすると、即興の「エブリンクリニック」を開催。小学生にバスケを教え始めた。

エブリンさんは子どもたちが街のあちこちで気軽にバスケができる環境をつくっていきたいという。また、妹のステファニーさんとともに、名古屋・愛知を3×3の日本、世界の中心にするのが夢とのこと。エブリンさんの夢の実現に、横井利明も応援していきたい。

■　馬瓜エブリン選手

馬瓜エブリン選手は愛知県東郷町出身愛知県育ち。ガーナ出身の両親とともに日本国籍を取得している。2021年、東京オリンピック準優勝。「馬瓜」は本名である「マウリ」に漢字を当てはめたとのこと。

ポジションは、ゴール付近でプレーし、攻守にわたってオールラウンドな役割が求められるセンターフォワード(CF)。長い手足とジャンプ力、高い身体能力を生かしたスピードを武器に、ドリブルでゴールに切り込むドライブが持ち味。Wリーグのトヨタ自動車アンテロープスに所属し、中心選手として2021年チームの初優勝に貢献している。実妹である馬瓜ステファニーは3×3のバスケットボール選手。バスケの名門、桜花学園高校出身。