12月17日(土)午前、バスケットボールパーク運営委員会が設立され、引き続き第1回運営委員会が開催された。私も役員として参加した。
さて、運営委員会では、公園内のスポーツ施設という資産を活かし、企業等の広告(協賛)をいただきながら、それを原資にスタッフを雇用したり、公園の適正な維持管理を進めるとともに、利用者に高品位なサービスを提供しようとするもの。もちろん、市民の皆様の利用料は無料。まさに学区連によるパークマネジメントだ。
ただ公園には都市計画法や都市公園法、都市景観法、屋外広告物法や屋外広告物条例など様々な法令によって縛られているのが実情。いかにこれら規制を弾力化するかに事業の成否がかかっている。今回は名古屋市緑政土木局や住宅都市局の皆様に柔軟に対応していただいたことで、来年4月の運営開始にこぎつけた。
また、企業の皆様からさまざまなシステムの提供をいただく予定をしている。例えば、非接触型入退管理システム。バスケットボールパークアプリをスマホにダウンロードした方がパークを訪れると、ゲートを通過するだけで氏名や年齢、来場時間等を記録することができるもの。システムに連携したホームページの提供も予定している。さらに熱中症対策のためのミストシステムや企業による魅力的なイベントの展開、小中学生を対象としたバスケットボールスクールなども計画。もちろん、これらの運営に対する市税の補助等は予定していない。
■ 収入(令和5年度予算)
(1) 企業からの協賛金
・パーク命名権の売却 @300,000
・コート命名権の売却 @1,500,000
・自販機の設置 @900,000
・バックボードパネルによる協賛 @300,000
(2) 個人・企業からのパーク運営寄付 @100,000
(3) 占有してコートを使用する場合の使用料 @200,000
(4) キッチンカー等の公園利用手続き費用 @50,000
(5) 前年度からの繰り越し @100,000
■ 支出(令和5年度予算)
(1) 総会費
(2) 備品購入費
・入退管理システム購入費
・ホームページ作成費
・タブレット購入費
・ミストシステム(熱中症対策)
・ごみ箱購入費
・ベンチ購入費
・利用案内看板作成
・貸出用ボール購入費
・救急箱購入費
・清掃道具購入費
(2) 事務費
(3) 人件費
・スタッフの人件費
・ボランティア活動保険
(4) 通信費
・インターネット回線料
(5) 施設維持管理費
・スポーツボード保護費
・ゴールネット(10か所)交換費
・光熱水費
・電気料金(ハコバン照明・自販機・エアコン・ルーター等)
(6)活動費
・小中学生バスケットボール大会(ドルフィンズへの委託料)
(7) 負担金
・公園占有料(名古屋市への支払い分)
(8) 積立金
(9) 予備費