方位神の一つである「歳徳神(としとくじん)」はその一年の福徳をつかさどる神とされている。この歳徳神がいる方角は全てにおいて大吉とされ、この方角を「恵方(えほう)」と呼ぶ。尾張の恵方では、名古屋城を中心としてみた時にこの地域の四方に位置する、尾張四観音が尾張を守護する観音様として崇敬されている。四観音のうち、その年その年の恵方にもっとも近い観音様は「恵方の観音様」として、福をもとめて特に多くの参詣者が集まる。令和5年は名古屋城から見て南南東に位置する笠寺観音が恵方。
参拝客でにぎわう笠寺観音には、愛知県知事選挙のさなかでもあり多くの陣営が集まった。私は前夜祭の2月2日(木)午後9時30分と2月3日(金)午前10時30分の2回、大村候補と合流。大村候補は笠寺観音境内や隣接する泉増院を練り歩きながら、有権者に支持を訴えた。なお泉増院は「玉照姫伝説」にあやかり、縁結びのパワースポットとして人気がある。
大村候補は選挙終盤にもかかわらずとにかく元気だ。有権者とハイタッチをしたり、一緒に写真を撮ったりするなど、とにかく精力的。多くに皆様に力強い大村候補を印象付けることができた。
投票日は2月5日。