名古屋初のラグジュアリーホテル「TIAD オートグラフコレクション」が7月1日に開業するのに先立ち、横井利明も6月16日(金)におこなわれた内覧会に参加した。オートグラフコレクションはマリオットホテルの高級ブランド。
ラグジュアリーホテルの誘致に向け、大村知事とも協議して、海外の首脳やVIPが宿泊するラグジュアリーホテルの誘致に向け、愛知県と名古屋市が連携して計20億円規模の補助金制度をつくるよう横井利明が提言したのが2019年6月。それから4年が経過しようやく第1号が栄ミナミに完成した。
横井利明がこの提案をした背景には、2019年6月28日に開催された「G20大阪サミット」の苦い経験がある。当時、愛知・名古屋もG20の誘致に手を挙げていたが「宿泊施設の数などを総合的に勘案して大阪に決定した。」と当時の菅官房長官が説明したとおり、愛知・名古屋はG20を開催するには、ラグジュアリーホテルが不足していることが誘致失敗につながった。
また、国際会議や国際的な展示会などにおいても、「ラグジュアリーホテルがないから」といった理由で、名古屋市での開催が見送られてきたという実情もある。それだけに、今日のラグジュアリーホテルの開業に向けた内覧会は本当に心待ちにしていた。