16年連続して交通死亡事故全国ワーストの不名誉な記録を更新する愛知県。例年12月に事故死者数が増えることを見越し、大村知事はことあるごとに、「交通死亡事故ワーストの汚名を何がなんでも返上したい。」と各方面に協力を求めている。
さて、愛知県における昨年2018年の年間死亡者数は189人(前年比11人減少)。68年ぶりに死者数を100人台に抑えることに成功した。全国的にはワーストだったものの、毎年確実に死亡事故数を減少させている。そして、2019年は12月4日現在(暫定数)、愛知県は第3位の北海道とほぼ同数の第2位。このまま死亡事故を抑制できれば、17年ぶりに汚名を返上することが可能だ。
■ 全国の交通事故死者数 (12月4日現在)
1. 千葉 153人(対前年比 -14)
2. 愛知 142人(-29)
3. 北海道 141人(+9)
4. 神奈川 126人(-19)
5. 東京 119人(-6)
6. 兵庫 118人(-21)
7. 埼玉 117人(-44)
8. 大阪 111人(-16)
9. 茨城 95人(-18)
10. 静岡 89人(-9)
愛知県警 交通事故統計から見えるのは、「高齢者」が「四輪車」で「昼過ぎ(12~16時)」に「車両単独」で死亡事故をおこすというのが一つのパターン。まずはあと25日、くれぐれも事故を起こさないようみなさんで気をつけましょう。