コロナ禍に立ち向かうG20のいちご農家「いちごの郷」

IMG_6972新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、春の観光シーズンにもかかわらず多くの人が外出を控えたために、各地の観光農園は窮地に陥っている。いちご農園「いちごの郷(東郷町諸輪)」を営む近藤泰(54歳)さんは、自身の出身である東海中・高等学校や慶応大学、また以前の職場である工藤彰三衆議院議員秘書時代の人脈を生かし、直販や郵送出荷を強化するなどして、新型コロナウイルス禍を乗り切ろうとしている。

さて、近藤さんが手がける「いちごの郷」のいちごは、昨年11月22日から23日にかけて行われた「G20外相会合夕食会」にいちご「かおり野」を提供したことで、一躍ブレイク。これは同夕食会の会場となった料亭「河文(名古屋市中区)」の女将から味がいいイチゴを使用したいと近藤さんに依頼。甘みだけでなくコクや酸味などバランスのとれたおいしいいちご「かおり野」を提供したもの。各国外相からも好評だったという。
ハチカフェスイーツ
また、名古屋・鶴舞のタルト&サンドイッチ専門店「ハチカフェ」と「いちごの郷」がコラボ。ハチカフェが近藤さんのいちごをスイーツやフルーツサンドに仕上げスイーツ女子から好評を博している。近藤さんは販路の拡大にも力を入れる。

IMG_6976しかし、近藤さんが一から作り上げた「いちごの郷」はすべて借地。巨大な温室はすべて銀行からの借り入れ。しかし、研究にも熱心で、他県の大学教授や生産者のもとに足を運び、さまざまな品種や栽培が難しいとされる希少品種「清香」に挑戦したりと、営利より徹底的にいちごの「味」にこだわってきた。農薬を避けたいとの思いから、試行錯誤の中でなんども病気などでいちごに甚大な被害が出たが、しかし、「安全」と「味」には妥協を許さなかった。

IMG_69825月9日(土)には、ヨコイも現場を視察。コロナ禍の中、販路拡大や新商品開発等の取り組みを拝見するとともに、お値打ちでおいしいいいちごをたくさん購入した。なお、地元愛知第七区の鈴木じゅんじ衆議院議員とも偶然に鉢合わせ。お近くの方はぜひ「いちごの郷」へおこしください。

■ いちごの郷
愛知県東郷町諸輪吉田88-161
電話 090-7618-3931
※ カーナビに「ロイヤルアカデミー」と入力すると「いちごの郷」に迷わず行くことが可能です。いちごの郷は、ドッグスクールロイヤルアカデミー 名古屋警察犬学校の向かい側にあるビニールハウスのある農園です。なお、いちご狩りはできません。販売だけです。5月末ごろにはいちごのシーズンを終えるそうです。
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横井利明
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