どまつり開催の可否の方向性が本日示されます

t_9cdb5d760b03d0d352ef5c6409475ccc名古屋の夏を締めくくる一大イベント「にっぽんど真ん中祭り(通称どまつり)」の開催の可否に大きな影響を与える「第22回どまつりの開催可否を判断するための諮問委員会」が本日5月27日午後に名古屋市役所内会議室を舞台に開催される。

どまつりは、観客動員数220万人をこえる日本で5位にランクされるわが国を代表するおまつり。学生チームによる「キャンパスバトル」、有力チームが多数出演し久屋大通公園 メインステージでおこなわれる「前夜祭」、そしてメイン会場の久屋大通公園のみならず愛知県各地が祭りムード一色になる「本祭」、大賞を決定する「ファイナルコンテスト」で構成される。

しかし、今年の夏は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、日本各地でさまざまな行事やイベント、お祭りが次々に中止され、地域経済にも人々の活気にも大きな影を落としているのが実情だ。

どまつりについても、開催できるのかそれともできないのか関係者の注目が集まる中、主催する「にっぽんど真ん中祭り文化財団」は、決定までの過程を透明化するとともに、その決定の根拠を明確にしたいと考え、感染症、災害・救急医療、観光の専門家、さらに行政も加えた第三者機関を設置。本日おこなわれる「第22回どまつりの開催可否を判断するための諮問委員会」の実施につなげた。

なお、諮問委員会のご意見を基に「にっぽんど真ん中祭り文化財団」は、5月29日(金)を目途に開催の可否や仮に開催する場合の条件等を発表する。

感染症や救急医療分野においてこの地域を代表する3名のドクターが一堂に会し、名古屋・愛知における大規模イベントのあり方について闊達に議論するのは今回が初めてであり、諮問委員会の方向性は、秋に行われる名古屋まつりにとどまらず、さまざまな大規模イベントのあり方にも大きな影響を与えるものと考えられている。

■ 第22回どまつりの開催可否を判断するための諮問委員会
日時 令和2年5月27日(水)午後1時
場所 名古屋市役所内会議室
委員
 〇 浅井 清文(名古屋市健康福祉局医監兼名古屋市保健所長)
 〇 北川 喜己(名古屋大学医学部附属病院特命病院長補佐・名古屋掖済会病院副院長・救命救急センター長)
 〇 中村  敦(名古屋市立大学大学院医学研究科臨床感染制御学教授)
 〇 松雄 俊憲(名古屋市観光文化交流局長)
 〇 八木 哲也(名古屋大学大学院医学系研究科臨床感染統御学教授)
※ 50音順
※ 主催者である「にっぽんど真ん中祭り文化財団」は、諮問委員会には出席するが、会議には加わわらない。
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横井利明
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