市税収入過去最高額の6,009億円 名古屋市

令和元年度市税決算額が公表され、市税収入は前年度決算額5,833億円を3%上回る6,009億円の過去最高額となった。市税収入は9年連続で増収となっている。

■ 名古屋市 市税収入推移
平成21年度 4,938億円◀河村市政(1期目)
平成22年度 4,762億円
平成23年度 4,861億円
平成24年度 4,873億円◀第2次安倍内閣
平成25年度 4,882億円◀河村市政(2期目)
平成26年度 5,035億円
平成27年度 5,056億円
平成28年度 5,107億円
平成29年度 5,163億円◀河村市政(3期目)
平成30年度 5,833億円◀県費負担教職員制度の見直しに係る指定都市への税源移譲
令和元年度 6,009億円
令和2年度 5,979億円(予算額)

■ 市税収入が増加した理由
・県費負担教職員制度の見直しに伴う個人県民税からの税源移譲による影響が平年度化したことにより個人市民税増収
・個人所得の増加
・新増築家屋が新たに課税対象に加わったことによる固定資産税の増収

しかし、令和2年度については、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による影響で、もともと下降傾向にあった法人市民税がさらに大幅に落ち込むことが懸念されている。個人市民税についてもどのぐらいの影響が出るのか見通しが立たない状況だ。いずれにしても、国の経済対策に呼応し、いかに本市において効果的な経済対策を打つことができるのかで来年の税収に大きく影響することになりそうだ。
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横井利明
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