第45回日本ハンドボールリーグ(2020-2021)が開幕した8月29日(土)、地元名古屋の女子ハンドボールチームであるHC名古屋は、昨シーズン日本リーグ戦6位だったプレステージ・インターナショナル アランマーレと対戦。接戦をものにし、開幕戦を白星で飾った。
■ 試合結果
HC名古屋 30-24 プレステージ・インターナショナル アランマーレ
HC名古屋のホームであるブラザー体育館は、新型コロナウイルス感染症の拡大により閉館中。そのため、近隣の呼続公園で基礎トレーニングを積んだり、ガイシスポーツプラザ第2競技場を借りて練習したりしながら、リーグ戦に向けた調整を進めてきた。例年のシーズンに比べ練習不足は否めず、不安のままの開幕となったが、みごとに開幕戦を飾ることができた。
■ 戦況
試合展開は決して楽ではなかった。
ゲームは一進一退の攻防が続いたが、後半11分過ぎからはGK瀧澤が要所で好セーブを見せ、4番綿引、9番髙宮らで着実に得点を重ねていった。特に、試合全体を通して15番山本の攻撃が目立った。その後、アランマーレの反撃をかわしながら、じわりじわりと点差を広げると、30‐24の6点差でタイムアップ。HC名古屋がホーム開幕戦を白星で飾った。
なお、新型コロナウイルス感染症の状況から、日本ハンドボールリーグは当面リモートマッチ(無観客試合)で開催することが決定している。