名古屋市でも3桁懸念


新型コロナウイルスの感染者は11月12日、名古屋市で新たに84人を確認した。これまで最多だった7月30日の115人に迫る勢い。感染経路不明者も31人にのぼり今後さらに患者の増加が懸念される状況となっている。

■ 感染経路別感染者数(11月12日)
家族内感染 18人
高齢者施設内感染 14人
夜のお店での感染 11人
会社の同僚から感染 5人
知人から感染 3人
コンサートで感染 2人
感染経路不明 31人

■ 症状別
無症状 14人
軽症 63人
中等症 6人
調査中 1人

さて、今後の感染動向をうらなう上で、そのひとつの指標となるのが「感染経路不明者数」。この数字が多いと、市中感染が広まっている可能性が高く、さらに感染が拡大する恐れがある。そして、もう一つの視点は感染経路の多様さ。感染経路が広ければ広いほど、新たな感染を防止するのが困難になり、さらなる感染拡大へとつながっていく。現状は非常に厳しいといった印象だ。

今後、気温・湿度の低下とともに、室内の換気機会の低下が懸念されることを考えると、冬場に向け、市内だけでも3桁の感染は避けられそうもなく、その場合には病床の確保が困難となる「医療崩壊」も視野に対応を検討する必要がある。

一人ひとりが現状を十分認識し、自分や自分の周りの大切な方々を感染から守るといった強い思いでこの冬を乗り切り、春以降始まるであろうワクチンの接種まで頑張りたいもの。
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横井利明
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