ハクビシン捕獲へ

ハクビシン空き家に住み着いたハクビシンが南区で問題となっている。

ハクビシンと聞いても「なにそれっ?」と言われる方が多いが、ジャコウネコ科ハクビシン属に分類される雑食種。

■ ハクビシン
その名の通り、額から鼻にかけて白い線があることが特徴。マレーシアやインドネシアなどの東南アジア、インド、ネパールなどの南アジア、そして台湾、日本に生息している。食性は雑食で、イチジク類・カキ・ナシ・バナナ・マンゴー・ミカンなどの果実、小動物、昆虫などを食べる。夜行性で夜に行動する。全長は約90センチメートルから110センチメートル、体重は約3キログラムから4キログラム、体の大部分が灰褐色。

さて、このハクビシン、住まいである空き家の隣の家の庭に出没しては、夜な夜な果樹を食べに来る。被害といえばその程度だが、近隣住民はたびたびハクビシンを目撃しており、個体が結構大きいことから、襲われるのではないかと怖がっている人もいる。

そんな折、住民から果樹被害があるとの相談が私の事務所に持ち込まれた。

そこで、名古屋市の「ハクビシン」用捕獲箱の貸出し申請についてご紹介。市では「アライグマ」「ハクビシン」「ヌートリア」について、生活環境を悪化させる場合や、農林水産物に被害を与える場合に、捕獲箱をお貸しする制度を有している。

1月27日(水)には、ハクビシン用捕獲箱を果樹のすぐ下に設置。準備したエサは干しぶどう。結果はまた、このブログで紹介します。

■ 「アライグマ」「ハクビシン」「ヌートリア」用の捕獲箱の貸出し申請について
1. 鳥獣保護法に基づく有害鳥獣捕獲許可証の交付申請を行う。
受付場所:名古屋市役所西庁舎5階都市農業課(申請書には印鑑が必要)

2. 捕獲箱の貸出しを受けるための申請をおこなう。
〇 申請できる人
・町内会長等、地域団体の代表者。
・近隣3世帯以上で同意の上、申請される方。
・農作物被害を受けている農業者及び本市関係部局・団体・施設の長。

〇 条件
・申請者の住所、捕獲場所のいずれもが名古屋市内であること。
・鳥獣保護法に基づく有害鳥獣捕獲許可証の交付(手続き中を含む)を受けていること。
・捕獲箱の設置に関して、土地所有者等との合意ができていることなど。

〇 貸出し期間
原則、貸出の日から1か月

〇 申請先
受付場所:名古屋市役所西庁舎5階都市農業課

3. 捕獲した場合
貸出した捕獲箱でアライグマ、ハクビシンが捕獲された場合のみ市で回収。その場合、住民の負担はない。

4. 捕獲箱のサイズ
〇 アライグマ、ハクビシン用
75cm(長さ)×45cm(幅)×45cm(高さ)
重さ 11kg

〇 アライグマ、ハクビシン、ヌートリア用
82cm(長さ)×26cm(幅)×36cm(高さ)
重さ 5kg

5. 捕獲箱の受け渡し場所
捕獲箱の受け渡し場所は市役所西庁舎の都市農業課。また、緑区、天白区、守山区、北区、西区、港区、中川区にお住まいの方はそれぞれの区の農政担当の窓口でもお受け取り可能。なお、捕獲箱の貸し出しに住民の負担はない。
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横井利明
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