伊勢湾台風60年事業

伊勢湾台風から60年を迎える本年、最大の被災地となった南区では、人々の記憶を風化させることなく災害対策を進める必要から、相次いで伊勢湾台風60年事業が行われる。

■　伊勢湾台風と南区
昭和34年9月26日、この地域を襲った伊勢湾台風により3.45mの高潮が発生(天文潮も加えた潮位では3.89m)し、5,098人もの犠牲者を出すという痛ましい災害が発生した。南区においても死者・行方不明者は1,417人を数え、未だに人々の記憶に伊勢湾台風の惨状が生々しく残っている。

■　南区伊勢湾台風60年事業
・南区役所情報コーナーにおける伊勢湾台風写真展示
とき　8月26日～9月30日
内容　伊勢湾台風写真展示と浸水位垂れ幕展示

・総合防災訓練時における啓発
とき　9月1日
ところ　笠東小学校
内容　伊勢湾台風写真展示と浸水位垂れ幕展示、大同高校生制作の影絵「愛と力の筏像物語」上映

・伊勢湾台風60年市民防災の集い
とき　9月7日
ところ　大同大学
内容　市民団体が中心となり伊勢湾台風イベントを開催。区役所、消防署、自衛隊も参加

・伊勢湾台風の日
とき　9月26日
内容　南区役所庁舎内で午後1時に黙とうを実施。広報なごや南区版で台風対策の啓発記事を掲載。