代表質問の質問内容が通告されました

本会議場において市長や副市長、各局長など執行機関に対して行う質問は、大きく「代表質問」と「個人質問(議案外質問)」に区分される。これらの質問は、市政全般にわたる事務の執行について質すとともに、将来の市政運営のあり方について説明を求めたりするもので、通常、各定例会ごとに行われている。

さて、その中でも「代表質問」は会派を代表し市行政を批判・監視し、また、政策を提言するものであることから、その内容は、党・会派の理念や政策を踏まえ、市長の政治姿勢や提案された予算・条例などの議案について質疑がなされる。そのため代表質問は、当初予算が提案される定例会(通常2月)に行うのが一般的だ。

一方、4年に1回おこなわれる市長選で新たに選出された市長の4年間の市政運営や所信について質すため、市長選後、初となる定例会(通常4年に1回6月)においても、各会派代表者による代表質問が行われる。

代表質問には、市長に対する各会派のスタンスが色濃く出ることから、議会のみならず市民の皆様、市役所職員、マスコミを含め関係者の注目は極めて高い。名古屋市政の今後の行方を占う上でも重要な場面を迎えることになる。


■ 代表質問質問通告者一覧
〇 ふじた和秀(自民)[68分]
1. 愛知県知事解職請求に係る不正署名問題の全容解明に向けた取組について(選挙管理委員会)                       
2. GIGAスクール構想への対応について(教育委員会)
(1) センターサーバー方式の目的
(2) 一人一台端末の利用の停止及び再開
3. 市長特別秘書について(市長室)
4. B6型蒸気機関車について(教育委員会,総務局,観光文化交流局,環境局,住宅都市局,緑政土木局)
(1) 現在の保管状況
(2) 各局の認識(教育委員会、総務局,観光文化交流局,環境局,住宅都市局,緑政土木局)
5. 新型新型コロナウイルスワクチンの接種について(健康福祉局)
(1) 現在の接種状況
(2) パロマ瑞穂スタジアムの予約枠の有効活用

〇 岡本やすひろ(民主)[58分]
1. 医療機関におけるモデルナ社製ワクチンの使用について(健康福祉局)
2. 新型コロナワクチンクーポン券配布の前倒しについて(健康福祉局)
3. 「第5波」に備えた本市の感染症対策について(健康福祉局)
4. コロナ禍からの景気回復対策について(経済局)
(1) 消費喚起による事業者支援策
5. 本市の病児・病後児デイケア事業の重要性について(子ども青少年局)
6. 敬老パス利用回数計算方式の考え方について(健康福祉局)
7. ウイズコロナ、ポストコロナ時代における「名古屋まつり」と「にっぽんど真ん中祭り」の開催について(観光文化交流局)

〇 鈴木孝之(減税)[45分]
1. 新型コロナウイルス感染症予防対策について(健康福祉局)
(1) 保健センターにおける人員体制
2. コロナ禍における本市の経済対策について(経済局)
(1) ナゴヤ金融経済対策会議
(2) 電子マネーを利用した買物金額30%のキャッシュバック
3. なごや子ども応援委員会の拡充について(教育委員会)
4. 名古屋市議会の議員の議員報酬の特例に関する条例の制定について(総務局)
5. 愛知県知事リコール署名偽造事件に対する市長の認識について(市長室)

〇 田辺雄一(公明)[43分]
1. 新型コロナウイルスワクチンの接種について(健康福祉局,教育委員会,経済局)
(1) 障がい者等に寄り添った対応
(2) 生活インフラ及び市民サービス維持のための対応(健康福祉局)
(3) 学校における子どもたちと保護者への対応
――知識のワクチンからワクチンの知識へ――
(4) 民間事業者への働きかけ(経済局)
2. 生理の貧困と生理についての理解促進について(スポーツ市民局,教育委員会)
(1) 本市としての基本的な考え 
(2) 学校トイレへの配備
(3) 区役所トイレへの配備
3. コロナ禍での学校におけるオンラインの活用について(教育委員会)
(1) オンライン授業
(2) オンライン授業参観
(3) オンラインPTA活動の支援

〇 岡田ゆき子(共産)[28分]
1. 新型コロナ感染から市民の命を守り、支援する取り組みについて(健康福祉局,総務局)
(1) PCR検査のさらなる拡充
(2) 障害者等が利用する地域活動支援事業への補助
(3) 市長マニフェストにおける「大学生の貧困対策」(総務局)
2. 敬老パスの利用回数制限について(健康福祉局)
3. 小学校給食費の無料化について(教育委員会)

※ 各会派の持ち時間は所属議員数によって案分される。
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横井利明
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