まちに賑わいを取り戻したい

勅使(天皇陛下のおつかい)が参向される熱田神宮の祭典中、最も重要かつ荘厳なお祭りである「尚武祭(しょうぶさい)」は、名古屋に夏の訪れを告げる祭りとして市民に広く親しまれている。

さて、例年「尚武祭(しょうぶさい)」がおこなわれる6月5日には、熱田神宮のおひざ元である白鳥学区、船方学区、千年学区、大宝学区など地域の有志の方々により、献灯まきわらや子供獅子、まきわらみこし等の熱田神宮奉納がおこなわれている。

一方、熱田神宮のすぐ南に位置する内田橋商店街周辺(南区)の各町内も、かつて「尚武祭」の日には、献灯まきわらや神輿を内田橋商店街周辺に集結。長年にわたり各町内が一緒になって熱田神宮に奉納していたそうだ。そのため「尚武祭」の日には、内田橋商店街はとてもにぎわっていたという。

しかし、内田橋商店街の上空を通過する新内田橋ができて以降、商店街を通る人も車もまばらになり、内田橋は急速にさびれていった。いつしか神輿が集結することもなくなった。

「戦前から続く内田橋商店街を、もう一度にぎやかなまちに復活させたい。」

商店街の若手の皆さんから声が上がったのは必然だったのかもしれない。

内田橋商店街は令和4年6月5日(日)の「尚武祭」の日に、商店街挙げてイベントをおこなうことを計画。かつておこなっていた内田橋商店街周辺への献灯まきわらや子供獅子、まきわらみこし等をもう一度集結することができないかも調整したいという。

商店街は7月から道路使用許可について南警察署と相談。「市の後援名義許可の可否」「う回路」「地元への説明と理解」「新型コロナ対策」「事前告知」「当日の警備体制」「駐輪場の設置」「駐車場の確保」をはじめ、さまざまな宿題をいただいていたが、それら課題解決のめどが立ったことから、8月4日(水)にはようやく南警察署の許可を取り付けた。

まずは9月25日(土)に内田橋マルシェとして第1回を試行的に開催し、令和4年度以降は「尚武祭」の日にイベントを行う考えだ。これからの商店街やまちを支える若者の挑戦を応援するだけでなく、将来のまちづくりに担い手として活躍できるよう成長をしっかり支えていきたい。
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横井利明
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