コロナでバラバラになりつつあった街が、内田橋まつりの開催を通してひとつになった。
第1回内田橋まつりが開催された11月3日(水・祝)、遊歩道となった商店街は多数の人で埋まった。また、キッチンカー10台のほか、フリーマーケットや音楽ステージ、ワークショップ、お笑いステージ、大道芸も展開され、コロナが一服する中、街中が歓声と笑顔であふれた。
予想外の人出だった。集まったお客様は主催者発表で6,000人。ここ2年間ほど、新型コロナウイルスの感染拡大でイベントというイベントは軒並み中止。じっと家にいることが多かったことから、人々がどっと商店街に繰り出したものと思われる。
もちろん、コロナ対策には万全の態勢で臨んだ。入場者は入口ゲートで全員体温測定。熱がない人のみイベント用リストバンドを手首に巻き入場を認められる。また、各所に手指消毒用のアルコールが並べられたほか、食事会場においてもソーシャルディスタンスを保つよう求められた。
また、会場におこしになった方々の反応もかなりいい。魅力的な食、多種多様なライブステージ、そしてワークショップなど、満足度は相当高かったよう。また、商店街の方々も、普段とは全く違った人手に「1日中、お客さんが絶えなかった」などの声に代表されるよう、手ごたえを感じたようだ。なお、一部、車両通行止めや音楽等による音量に対してご意見をいただいたようだが、丁寧に説明し、ご理解をいただけたよう。
内田橋まつり実行委員会は近々問題点や課題を整理し、来年6月におこなわれる熱田まつりにあわせて開催予定の第2回内田橋まつりに活かしていく考え。
実行委員会の皆様、そして商店街の皆様のご尽力に敬意を申し上げるとともに、車両通行止め等にご理解をいただいた明治学区連絡協議会や近隣ご町内の皆様にも心から感謝を申し上げたい。皆様本当にお疲れさまでした。