政二塾で講演

長く内閣官房副長官をつとめた元参議院議員の鈴木政二先生が主宰する「政二塾」に講師として招かれ、「これからの地方財政を考える」と題して講演をおこなった。集まったのは愛知県下の地方議員の皆さん30人ほど。

講演内容は地方自治体における「財源の涵養」について。新型コロナウイルスの感染拡大で、地域経済にも大きなマイナス影響が出る中、「企業収益の大幅な減少」「離職などによる就業者数の減少」など地域経済の悪化は地⽅財政に多大なる影響を及ぼしている。地方財政への影響は⻑期化する可能性があるばかりでなく、地域の企業収益の悪化は、企業が納める法⼈住⺠税や法⼈事業税の減少につながり、また、従業員の収⼊減や離職ともなれば、従業員が納める個⼈住⺠税の減少となってあらわれる。
さらに、新型コロナ対策以外にも地方自治体には「南海トラフ地震対策」「高齢社会における扶助費の増大への対応」「地方におけるDXの推進」「都市間競争が激化する中、魅力的なまちづくりへの投資」など多大な財源を必要とする課題が山積している。

そこで、これら財政需要に対応するため、横井利明が長年にわたり取り組んできた「財源の涵養」について、クイズ形式や対話形式、雑談も交えてお話をさせていただいた。

その中でも「ネーミングライツ」「行政コストフリー公園」「小学校プールの民間委託」「若年者に対する就労支援」「埋め立て事業に係る行政コスト低減のためのリニア残土の活用」などについては、大変関心を寄せていただけたのではないかと考えている。

今後、要請があれば各地の地方議会で「これからの地方財政」についてお話をさせていただいたり、一方で、地方議員の皆様からたくさんのアドバイスやご提言等をいただきたいと考えている。鈴木政二先生には貴重な学びの機会をいただきありがとうございました。
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横井利明
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