モルテンバスケットボールパークが、Educo(エデュコ) に

ヨコイも中心となって取り組んできたモルテンバスケットボールパークが、「Educo(エデュコ) No.57(1月31日発行)」の特集で取り上げられた。教育出版株式会社が発行する同雑誌は、全国の教育委員会をはじめ各教育機関に配布され、教育関係者に広く愛読されている教育雑誌。

■　教育出版「Educo(エデュコ) No.57」～公園がつなげる若者たちと地域の未来～ (←click)

さて、道徳公園(名古屋市南区)では、今から6年ほど前、公園内でのバイクの乗りまわしや器物損壊、深夜の徘徊など中学生を中心とした若者の問題行動が社会問題化していた。そこで、近隣4小学校PTA、2中学校PTAが中心となり、PTAパトロール隊を結成。地域住民の皆様と協力しながら連日連夜、子どもたちへの働き掛けを始めた。

当初は絡んできた子どもたちも徐々に私たちのも打ち解けてきた。私たちは彼らが求めているものが「居場所づくり」「仲間探し」であることを知る。

その後、彼らの提案で公園内のバスケットボール場の整備に向けた検討が始まり、半年後には、モルテンバスケットボールパーク(株式会社モルテンがコートの命名権を取得)が完成した。管理や清掃等も若者たちが主体的に取り組むなどすることで、公園の適正利用が大きく改善した。

問題行動を起こしていた若者を「排除」するのではなく、よりよいまちづくりに向けともに活動する仲間として向き合ったことで、まちが大きく改善したもの。こういった活動が「Educo」を通して全国に紹介されることで、問題行動を起こす若者との向き合い方の一助になればと願う。

■　教育出版「Educo(エデュコ) No.57」表紙  (←click)