閉塞感を突破しよう

 美唄市議選・深川市議選が告示。日本共産党は深川市で松原やす子候補が無投票当選、美唄市で吉岡けんじろう候補が前回失った議席の回復をめざします。美唄市に知人・友人のいる方は、ぜひお広げください。

 美唄市は前回の選挙で共倒れ、2議席からゼロへと痛恨の結果となりました。日本共産党の議席がない間、緊張感がない市議会になったと吉岡候補。生活相談も、他の議員で聞いてもらえず日本共産党に来る方がいたと言います。

 吉岡候補は議員バッジがなくても議員並みの活動をしてきました。市議会の傍聴も重ねてきたそうです。1期目の時に、市民と力をあわせて南美唄地域の公衆浴場廃止を止めるなどの実績もあります。市民の味方となって働ける即戦力そのものです。

 共産党は2議席あったから今度は大丈夫との声にも、「そんなことは絶対にない。必ず議会へ送ってください」と力を込めた吉岡さん。現職のときに核兵器禁止条約の意見書採択を進めたことや、自衛隊への18歳・22歳の個人情報提供にも触れて、平和の議席をとも呼びかけました。

 わざわざ駆け寄り激励する方など、反応も多い。「もう仲間に声をかけてますよ」との声も。議会改革とともに、物価高騰や人口減少など地域を覆う閉塞感を突破してほしい期待の表れです。私も「今度こそ吉岡候補を市議会へ」とマイクを握りました。

 深川市では松原やす子候補が、北名照美市議から日本共産党議席のバトンを引き継げました。医療現場で働き命と向き合って40年超、患者へ向けてきた温かさを、今度は議員として市民全体に向けて発揮されることになります。

 医療現場にいたからこそ、混乱が広がるマイナンバーカード押しつけや健康保険証廃止に反対との訴えも納得です。子育て支援と食育、地元食材使用と合わせて学校給食費無料化も掲げました。岸田政権の大軍拡は許さないことも、しっかり訴えられました。

 ひとまず深川市はホッとしました。美唄市での議席回復へ応援と支持のお広げを、重ねてよろしくお願いします。

 【今日の句】堂々と 市民の立場の 議席をと

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畠山和也
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