医療ひっ迫への対策を急いで

 東京2848人・埼玉593人・沖縄354人など1日あたりの感染確認で過去最多となったのに、菅首相は「強い警戒感」と述べるにとどまりました。五輪中止については「人流も減っているし、そこ(中止)はない」と述べるなど、一体どこの国を見てるのでしょうか。

 新規の感染確認も今日がピークとは思えません。コロナ病床を増やせば通常診療に影響が出るだけに、東京はじめ医療ひっ迫状態への対策が急がれます。東京五輪のため世界から来ているなか、都内ホテルなどは宿泊療養所として使えるのでしょうか。自宅待機が増加するとなれば、連絡網や在宅診療の体制づくりを急がなければなりません。

 北海道も感染確認100人を超える日が続いています。一方で、飲食店から「時短協力の支援金が遅すぎる、届かない」と怒りの連絡も。菅首相が正面から答えない無責任さが、本当に腹立たしくなります。今日は札幌市西区・手稲区の計8ヵ所で街頭演説にまわり、日本共産党はあきらめずに声をあげていくと訴えました。

 JR手稲駅前では、女性後援会のみなさんが手作りタペストリーを掲げての応援。「大学の学費が高すぎます」「医療費2割はとんでもなーい」などの要求が書かれています。あたりを見回すと、少し離れた場所で演説を聞いてくれている青年の姿が。私の演説後には、聴衆のみなさんといっしょに拍手をしてくれていたので、しっかり伝わったことにホッとしました。

 同行してくれた佐々木明美市議が「チラシの受け取りが良かったそうですよ」と教えてくれて、それだけ模索が広がっていることも実感します。街頭演説後には、佐々木市議に井上ひさ子元市議も加わって入党の呼びかけへ。長く党を支持をされてきた70歳の女性が決意してくれました。「家族のなかからも『自民党は終わってるね』と話が出るほどですよ」とのことで、快く申込書にサインしてくださったのです。

 いくら菅政権がダメだといっても、自動的に日本共産党や野党への支持になるわけではありません。しっかりと政策や活動の中身を伝え、この党・この人なら任せられると思ってもらわなければ。明日もがんばりたい。

 【今日の句】警戒と くり返すだけ 対策は?

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畠山和也
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