くらし支援にはほど遠い補正予算が成立。大阪万博やマイナ保険証の推進など、反対多数の民意をどう受け止めているのか。8130億円もの軍事費や半導体工場へ巨額の支援など、米国と財界へおもねり、くらしは後回しという岸田政権を早く変えなければ。今日は札幌市北区で、こつこつと地域をまわりました。「実は立憲(支持)なんだけど」という方は、友人のすすめで「しんぶん赤旗」を読み始めて半年。「共産党の言ってることは、そのとおりだと思うよ」との一言を、ありがたく聞きました。れいわ支持という方は「本気で政治を変えるなら、国会でおとなしくしてる場合じゃないのでは」。数の力に負けそうでも、強行採決の際は委員長席に詰めて世論に訴えることもしてほしいとの、もどかしい思いなどもお聞きしました。日本共産党への率直な意見もありましたが、それでも応援していますからとの激励も受けました。議席数で多数を占めていれば、どんな法案でも通すことは可能です。しかし、世論の力と結んで成立を食い止めた法案もありました。少数政党・会派にも質問の時間など保障すべきと、日本共産党は国会で粘り強く訴えてもきました。与党が横暴な運営をしたときに厳しく対峙できるのは、国会法や衆議院規則・参議院規則などにもとづいた対応をしてきたからでもあります。野党が規則を破れば、与党の規則破りをただす足場を失ってしまいます。この対応が生ぬるいというのは、見解の相違だろうと私は思います。党が違うのだから、見解や政策が違うのは当たり前。そのうえで、一致点を積み上げた共闘へ進まないと、今の選挙制度のもとでは政権を代えられません。与党にとって有利な仕組みや報道も多い日本だからこそ、本気の共闘で立ち向かわなければ、なのです。そのために日本共産党の議席を増やしてほしい。ぶれないで筋を通す力が、今の国会には必要です。そんな話をして、入党を前向きに考えてくださる方もいました。明日も力を尽くしたい。【今日の句】国民の 本気の怒りも 声にしよう