いろんな文章づくりに追われている合間を縫って、道原発連による毎月11日の街頭宣伝に参加。暖かくなり署名に足を止めやすくもなって、「原発はやめよう」との思いがひしひしと伝わってきます。私からは、先月末の道原発連による北電と道への要請に触れて訴えました。安全神話のもとに起きた福島第一原発事故は今も収束していないのに、その事故さえもなかったかのように再稼働や新増設へ突き進む岸田政権。増える「核のゴミ」の処分が必要ですので、調査などに応じた自治体へ交付金を出すという、矛盾に矛盾を重なるやり方は、もはや限界なのでは。日本は地震大国で、原発だって被害は免れないという現実を、能登地震を通じて目の当たりにしたはずです。過酷事故が起きなかったのが幸いというだけで、そのリスクは全国のどの原発も直面しています。「核のゴミ」処分だって同じではないのか。北海道では、ラピダス進出やGX・DX推進にともなう新たな電力需要が生まれます。それを原発でまかなうというのが北電の方針ですが、規制委員会の安全性審査が見切り発車であってはいけない。省エネ社会の促進とともに、原発以外の選択肢を真剣に追及していく時ではないのか。日米首脳会談の内容も報じられてきました。軍事面での連携強化というより、自衛隊が米軍の指揮・統制下に入るというのが実態ではないのか。兵器の共同開発も進めるようです。「同盟のアップグレード」とは、日本が戦争に加担していく仕組みが整ってきたと言うことなのでしょうか。国会でも重要法案の審議が進み、裏金事件も「処分で幕引き」とさせてはならない。国会論戦と呼応して、北海道でも自民党政治を終わらせる世論を広げるためにがんばりたい。【今日の句】変化への願い 気温と上昇中