東北6県へ③

 みぞれ混じりの山形県でも、参院選への決起集会を開いた福島県でも、あたたかく「いっしょにがんばろう」と声をかけてくださるのがうれしい。今度は各地の課題もしっかり学びながら、地域密着の活動へと進みたいです。

 山形県は今年7月に、酒田市・大沢地区や戸沢村・蔵岡地区などで記録的豪雨被害がありました。集団移転の検討も進められていますが、家の再建費用が大きな課題となっています。

 これまでも全壊世帯に対し、被災者生活再建支援制度のもとで支援金は最大で300万円でした。再建するには少なすぎると、何度も日本共産党は増額を求めてきました。また同じ問題に直面しているのです。

 堤防も、計画されていたはずの80cm分が施工されていれば、越水を防げたかもしれないという指摘があります。事前に聞いていたので、街頭演説でも触れました。1区候補だった三井寺修さんと訴えました。

 山形駅に向かうと、県母親大会実行委員会のみなさんが太平洋戦争の開戦にあわせた赤紙配布と宣伝・対話の実施中。若い方も赤紙を受け取っていました。佐藤あき子山形市議も参加されていました。

 福島県では、党福島・相馬地区での決起集会。宮本しづえ・大橋さおりの両県議、村山くに子・山田裕の両福島市議も参加くださいました。岩渕友参議院議員のご両親も見えられていました。

 福島には現職のときに、県議選応援で来た地域でもあるので「久しぶり」との声も。自己紹介を含めて私からたっぷりと話させていただき、質問タイムも合わせて私のことも随分と知っていただけたと思います。

 宮本県議の話や、会場からの意見から「原発事故が忘れられているような国の姿勢」「賠償などに国が責任を」とありました。岸田政権で原発新増設へと転換したことも、本当に許されない。

 現職のときに参加した、福島農民連の方を中心とした国会要請行動のことを忘れられません。くらしや生業を奪われ、国や東電はどう責任を取るのか。

 今も戻れない故郷があり、原発事故は進行中なのです。あらためて身が引き締まる思いで、話をうかがいました。いっしょに力を合わせたい。

 ひとまず東北6県をまわり、これから北海道へ出発。今週末には北関東4県をまわりますので、引き続きよろしくお願いします。

 【今日の句】東北の 課題もいっしょに がんばるぞ
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畠山和也
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