日本共産党がめざすのは「人間の自由」が花ひらく社会ーー今日は「共産主義と自由」学習会で、じっくり学びました。こちらで視聴できますよ。講師は坂井希さん(党中央委員会常任幹部会委員)でした。
私も入党前は「共産主義には自由がない」「日本共産党は反対ばかり」というイメージを持っていました。旧ソ連や中国が国民を押さえつけていると、いつも報道されていた影響もあります。でも、日本には自由があるんだろうかとも思っていました。受験や競争に苦しみ、就職氷河期を迎えた私たちの世代。政治や社会を語り合うこともタブーのようで、漠然とした息苦しさがありました。
そこで出会った日本共産党。資本主義の仕組みが明らかにされ、新しい社会は作れるとの展望が示されていました。今日の学習でも触れられたように、単なる理想社会ではなく現在からの「地続き」という点が説得的だったのです。
利潤第一主義は貧困と格差を広げ、「後は野となれ山となれ」という害悪をもたらします。利潤第一の生産を、どう「人間と社会の発展のため」に変えるか。生産手段の社会化は、どうしても避けられないはずです。それができれば利潤第一主義から自由になり、労働時間を短くして「自由に処分できる時間」を手にしてこそ「人間の自由」が花ひらく。今の日本社会にも、その客観的条件があることが坂井さんからも触れられました。
世界でも、若い世代で社会主義・共産主義への関心が高まっているのには、やっぱり理由がある。世界も日本も、決して暗い未来ばかりではない。「知は力」だと再確認です。
「共産主義とジェンダー平等」「共産党の組織原則」「経済を社会的に規制する仕組み」などの質問にも、坂井さんから話がありました。ぜひ日本共産党北海道委員会の YouTube にて、お聞きください。
社会を変えるには、社会の仕組みを学んでこそです。目の前の政治を変えることと、粘り強く社会そのものを深いところから変える取り組みに、しっかり私もがんばります。
【今日の句】あげている声は 未来に地続きで
「自由に処分できる時間」こそ「真の富」
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