消費税は「社会保障の安定財源」ではない

 真夏日となった札幌。暑さに負けず定例宣伝や「9の日」行動、石狩市での演説&トーク集会、夜はオンライン全国候補者会議と、宮内しおり道選挙区予定候補と駆けまわりました。石狩市では初めての参加という方も多く、会場いっぱいに。時間が足りなくなるほど、質問や意見が出されました。

 宣伝でもチラシを受け取る方の姿が、目立つようになってきました。参院選の想定される公示日まで1ヵ月を切ったことに、国会最終盤に内閣不信任決議案が出されるかどうかで解散・総選挙の可能性もあり、関心も高まっているのを感じます。

 ともかく、あらゆる点で行きづまった自民党政治を変えるには、日本共産党の躍進が必要であることを、いろんな角度から伝えていきたい。くらし最優先の政治へ、その中心の1つは何といっても消費税減税です。

 石狩市の演説会では「今さら聞くのも恥ずかしいのですか」と手を挙げた方がいて、「消費税は社会保障に使われていると聞くけど本当ですか」との質問でした。消費税についての、そもそもの疑問は各地で聞かれるようになってきました。

 そもそも消費税が導入される以前は、所得税や法人税の税収が社会保障の財源だったわけです。それが消費税に置き換えられただけですが、実際は大企業や富裕層への減税財源とされてきたのが消費税でした。中心点を宮内さんから答えました。

 「大企業減税11兆円以外の、他の税収は」との質問も。大企業の法人税率を28%に戻すこと、所得が1億円を超えると税負担率が下がってしまう「1億円の壁」を見直すことなどを私から答えました。不公平な税制に切り込むことが大事なのです。

 消費税減税が大きな争点になり、どうすれば実現できるかに関心が高まっています。街頭で端的に訴えることにも、さらに磨きをかけたい。赤字国債に頼らないことも、共産党ならではの財源策であることも伝えなければ。

 「9の日」行動も、署名に足を止める方の姿がありました。国会前では学者・文花人のみなさんが、学術会議解体法案を廃案にと、座り込みや集会を連続しておこなっています。多くの人に知ってもらいたく、私も連帯の気持ちを込めてスピーチしました。

 社会や政治を動かすのは、やっぱり国民の声。自民党に寄り添い助ける政党でなく、国民と手をつなぐ日本共産党を参院選で大きくしてください。

 【今日の句】庶民から 安定奪って 何言うか
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畠山和也
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