昨日に続く政府要請は2日間で12省庁へ、短い時間で実態や中心点をズバリ訴え、少しでも前進をと要請した項目数は84。窓口となってもらった紙智子・岩渕友の両参議院議員など国会とも引き続き連携して、実現へ北海道で力を尽くします。
要望項目の主なものは(記録も兼ねて)以下のとおり。時間の関係から泣く泣く別の機会にしたものもありました。省庁名は順不同です。【農水省】水田活用交付金の見直しへの対応、畑地化促進事業での十分な予算措置、酪農危機への対策強化、親元就農への支援、TAC(漁獲割当量)設定魚種拡大への対応、赤潮被害の継続など。
【厚労省】マイナ保険証にともなう健康保険証の廃止中止、医師確保と2次医療圏への支援、新型コロナ5類移行にともなう対策、各分野の報酬改定、国保の支援強化、介護分野での抜本的対策、健康で文化的な生活をおくるうえでの生活保護改善、正規雇用への転換、年金引き上げなど。
【内閣府】DV被害者支援団体への財政支援拡充、選択的夫婦別姓・同性婚の実現、男女賃金格差の是正、巨大地震と津波にそなえた支援策、アイヌ民族へ国としての謝罪や遺骨返還・差別禁止など。
【こども家庭庁】自営業やフリーランスなどを対象にした育児給付制度、18歳までの医療費無料化、学校給食費無償、国保の子ども均等割の減免拡充など。
【文科省】教員増員、学校等への冷房設備設置、就学援助で近視用眼鏡を対象にすること、奨学金・高学費など。
【総務省】自治体調査の耐震化など建て替え支援、地域おこし協力隊、福祉灯油実施への支援なおd。
【防衛省】北海道での日米共同訓練中止、沖縄県道104号線越え実弾移転訓練、自治体から自衛隊への名簿提供通知の撤回など。
【国交省】鉄路の維持・存続、新幹線の札幌延伸について需要予測などの見直し、バス路線の維持・存続、根室港区の整備促進など。
【財務省】インボイス廃止、消費税減税、所得税法56条廃止、最低賃金引き上げへの中小企業支援、業者の税・保険料の「分納」納付へ柔軟対応など。
【経産省】ALPS処理水(汚染水)海洋放出中止とホタテ養殖漁業者等支援へ責任を果たすこと、泊原発再稼働を認めない、発電コストの積算根拠、「核のゴミ」調査で自治体への押しつけをしないことなど。
【環境省】CO2削減目標の引き上げ、大型再エネ施設設置における環境破壊・環境アセスなど。
【外務省】「北方領土」における墓参等、漁業での安全操業、領土返還運動の後継者育成と支援など。
昨日に続き丸山はるみ道議、おぎう和敏(道6区)・たつの広志(道9区)両予定候補と分担しながらの要請ですが、道内どこも切迫した状況にあるのだと、発言を聞いて私も再確認。このような実態を知る機会は、官僚にとっても重要なはずです。要請を通じて得た課題や打開の方向だけでなくヒントもありましたので、これからの活動や演説にも生かしていきたい。大事なのは地域での運動であることも、あらためて実感しました。現場の声に勝るものはないからです。
何より私自身が今度こそ国会で反映できるよう、次の総選挙に向けての活動を強めたい。東京から釧路市へ移動して、明日は釧路町議選での応援です。
【今日の句】架け橋となる 議席こそ増やしたい