地域密着の政策力をみがきたい

 今日は宮内しおり道選挙区予定候補と、表敬訪問やトーク形式の街頭演説などで北見市・置戸町へ。北見市は、今年度の予算編成で15億円もの財源不足が明らかになるなか、市民生活への悪影響が心配されています。今日も各地で話題になりました。

 毎年30億円以上の財源不足になると公表された昨年から、さらなる財源不足が発覚するとは市長はじめ財政当局の責任は重い。あらゆる物価高などを市長は理由に述べたそうですが、それは北見市に限ったことではありません。

 市議会で日本共産党市議団は大型事業の浪費を追及し、市長選挙でも候補を擁立してたたかってきました。財政悪化の原因究明や責任の所在なく、財政健全化はありえません。市民の負担増も受け入れられないとなるでしょう。

 2006年の1市3町合併で、道内で最大面積の自治体となった北見市。広大な面積をカバーする水道事業も、財政面だけでなく老朽化対策も大きな課題になっています。八潮陥没事故も受けて、国としても役割を発揮すべき問題です。

 いわゆる「平成の大合併」は、道州制導入をめざした「上からの合併押しつけ」と日本共産党は批判しました。合併を選ばず「小さくても輝く自治体づくり」を進めた首長の連携や、シンポジウム開催など理論や運動面での盛り上がりもありました。

 2007年参院選候補だった私は、このような機会から多くを学びました。1時間もの懇談をしてくださった首長さんもいました。夕張市の財政破綻という事態も起きました。北見市だけではありませんが、安心してくらせる地域づくりに、これまで私が学んできたことを活かさねばと痛感しました。

 林業が盛んだった置戸町も、安価な輸入木材が広がるなかで苦労を強いられ、人口減少も続いています。一方で、道立高校唯一の「福祉科」に14人の新入生が入学されたり、長年の努力のもと置戸町産100%のワイン「山の神」発売など、粘り強い努力もお聞きしました。

 自然条件や歴史が違うだけに、地域密着の政策力をみがきたい。地方議員との連携も、さらに大切にしなければ。今日も菊池豪一・桜井由美子の両市議が同行してくださいました。

 【今日の句】これまでの 地方切り捨て 変えなくちゃ

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畠山和也
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