歴史の捏造など許せるか

 憲法共同センター・道原水協の共同「9の日」行動に、宮内しおり道選挙区予定候補と参加。多くの方が署名に応じてくださり、なかにはチェコやポーランド出身という方も。平和や核兵器廃絶は、国境を超えた共通の願いだと実感です。

 しかし国会では、侵略戦争に進んだ歴史をくり返すような状況が。衆議院内閣委員会では、自民・公明・維新が学術会議解体法案に賛成して可決となりました。厳しく抗議したい。

 この法案とともに、自民・西田昌司参議院議員の「ひめゆりの塔」暴言に触れて私からスピーチ。党派を超えて批判の声が広がり、今日になり謝罪と撤回がされましたが、根本から反省しているとは思えません。

 記者会見では、謝罪と撤回の理由は県民の心を乱したことと言い、「自分の言ってることは事実だという前提でいまも話している」と主張したとか。西田議員の主張こそ「歴史の書き換え」そのものではないのか。

 日本軍によって旧制中学校・旧師範学校の生徒が、学徒隊や鉄血勤皇隊として洗浄に駆り出されました。ひめゆりの学生たちは、本島南部に撤退した後に解散命令が出され、砲弾などの犠牲となったのでした。日本軍の作戦による犠牲そのものです。

 西田議員は「自分たちが納得できる歴史をつくらないといけない」とも発言しています。まさに歴史の捏造。石破首相はじめ自民党に問われる問題だし、公明党も参院選での推薦を撤回しなければ、同じく責任が問われます。

 今日は署名だけでなくチラシの受け取りも良かったとのこと。ふつふつとした怒りや不満が広がっています。いっしょに声をあげましょう。しっかり歴史をふまえることこそ、未来へ平和を築く道です。

 【今日の句】ひめゆりを またも傷つけ 許せるか
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畠山和也
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