保育士に仕事に対するネガティブなイメージを払しょくしたい

IMG_7361愛知県における保育士の有効求人倍率は2.94倍(令和元年10月)。新型コロナウイルス感染症により飲食店を中心に求人数は大幅に減少しているが、一方で、若者世帯の労働への意欲は依然強いことから保育園の入園を希望する方は多く、保育士の有効求人倍率は高止まりしたまま。

一方、保育士の仕事は「残業が多い」「持ち帰りが当たり前」「重労働」「保護者のクレームが多い」「職場の人間関係が難しい」など、ネガティブなイメージが強い。このままでは保育士を敬遠する風潮は変わらず、保育士の仕事に対する「あたりまえ」を根底から覆さない限り、待機児童対策は解決しないし、幼児教育・保育の充実はあり得ないと感じている。

そこで、保育士の仕事に対す「あたりまえ」を抜本的に見直し、財源を確保したうえで、本日7月25日に行われた「保育士就職・転職フェア in名古屋」において、保育学部に通う学生さん方に提案し、感想を述べていただいた。

「人を育てる」「長く働き続けられる」「健康に働く」という3つの柱で構成された人材の安定した確保策に対する学生の期待は高く、法人の運営する保育園への見学希望学生が22人と予想以上の効果ににんまり。こうした採用の機会をさらに重ね、来園度に向け20~30人程度の新たな雇用を進めたいと考えている。
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横井利明
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