通算20回目となった「さっぽろレインボープライド」のパレードに参加しました。イベントなどもおこなわれて、多様性ある社会にしようとの思いがあふれました。何とか天気ももちこたえて良かったです。
実行委員会のみなさんとは先月、懇談の機会を持たせていただきました(ブログの8/8付をご覧ください)。多様性を認め合うことは、誰にでもやさしい社会をつくること。日本共産党も1月の党大会で多様性ある社会をめざす綱領改定をおこないましたが、紹介するにとどめず実践の課題として受け止めなければと、あらためて実感したところでした。
そして今日のパレード。コロナ禍で参加者も限定され、グループ分けもおこないながらの行進となりましたが雰囲気は明るく、町ゆく市民の反応もあたたかい。当事者の声と運動が社会を動かしてきたことを、肌身で感じました。私もレインボータオルを持って参加しましたが、それぞれがそれぞれの形でアピールしているので、歩道から見ると色とりどりに見えるのでしょうね。
前回のブログの時にも書きましたが、LGBTの方にとっては、必ずしも家族などが安心できる場所ではないことがあります。「ここにいるみんなが仲間」と掲げられたプラカードもあって、その思いがしみじみと伝わってきました。こうやって当事者同士がつどい、自分が自分のままでいいことを確認しあい、励まし合って活動してきたことを思うと、政治の側もさらに力を尽くすべき。ところが、自助ばかりを迫る自民党総裁候補は、別姓同性婚にも「慎重」と後ろ向きのようです。
突破する力は一人ひとりの声が集まること。当たり前の原点を、今日のパレードでも実感しました。明日は苫小牧市に足を運びます。
【今日の句】生き方を 抑え込む国 未来なし