丸山穂高氏の件で多数の質問が来たのでお答えさせて頂きます
丸山穂高氏の件で多数の質問が来たのでお答えさせて頂きます
質問が多かったのでお答えしておきます。
丸山穂高議員。
その丸山穂高議員に対する維新の対応について賛否両論のご意見を頂いています。
そもそもあと2か月後に迫った参議院選挙の全国比例区の候補者である以上に、僕自身も丸山さん同様に世間に叩かれ、職を追われた経験を持つ身。
「お前はどう捉えているんだ」
と聞きたくなる気持ちは当然と思います。
なので順を追って、現段階における僕の意見だけはまとめておきます。
これらはあくまで候補予定者としての僕個人の意見であり、維新の総意でも何でもありません。日本で保障されている言論の自由の大原則にのっとり、あくまで「様々な経験をした一人の日本人」としての「僕個人の」意見という事は先に注釈させてください。
【丸山穂高氏の音声の受け取り方】
丸山氏のTwitterはずっとフォローしていました。
なので真意はある程度分かるつもりです。
世間では『丸山という男は戦争をしたがっているんだろ』などとネットに書き込んでいる方もいるようですが、ちゃんと全文を読んでください。彼が「質問しただけ」と言いたくなる気持ちは重々分かります。
丸山氏は「戦争で解決したい」なんてことは1ミリも思っていませんし、それらは彼の今までの国会答弁やTwitterの書き込みを見れば火を見るよりも明らかです。
したがって、現在のネットやテレビを中心とした論調は「切り取り」であると僕は判断しています。
【維新の除名処分について】
ですが、これは僕は適切であると判断していますし、これは丸山穂高氏自身が会見でも認めています。
あの態度はない。さすがに。
そして酒のトラブルがこれで3回目。
さすがにまずいです。
1、一般人の手に噛みつく
2、酒の勢いで松井代表にからかったような文面のツイートをする
そして今回です。丸山穂高氏も認めていますし、除名処分は普通かと。これは意見はほぼ分かれていないと思います。
【維新も主導する議員辞職決議案について】
多分、意見が分かれているのってこのポイントなんだと思います。
僕は維新の姿勢に賛成の立場です。
というのも、維新はこれから大阪だけではなく国会でも厳しい追及をしなければいけない「責任政党」です。どこかの政党のように、ただ「ハンターーーイ」って言ってればいい政党ではない事は確かです。
であるならば、自分たちには一番厳しくあるべきです。
自分たちが一番先頭に立つ。
自分たちが一番損な立場にいる。
一番汗をかく。
そうでなければ誰が政治家の言う事に耳を傾けてくれるだろうか。
これが維新の魂です。
丸山穂高さんは「酒を議員在職中は飲まない」と約束し、それをTwitter上で公衆送信して世界に発していました。「飲んだら辞める」と。
なら辞めるべきです。以上です。
極めてシンプルですが約束した以上は守るべきです。
【丸山穂高さんについて】
一番言いたいのはこれです。
お酒について、一度専門の方に話を聞いてほしいと思っています。
僕もテレビで特集したことがありますが、依存症の一番の難敵は「本人の自覚が極めて乏しいケースが多い」ことです。ギャンブルの依存症などは、本人の中で勝手な理屈を作り、家族を巻き込んでいく悲劇です。
専門医が「いえいえ、丸山さん。あなたはアルコール依存ではないですねぇ」と診断するなら、それでいいです。
穂高さんの状態は軽度のアルコール依存症の症状と酷似している気がします。
僕の誤解であれば全然かまいません。お願いだから一度、診断を受けて欲しいんです。
【丸山穂高さんに怒りを覚えている維新の支援者の皆様へ】
今回の件で、
「維新にせっかくいい風が吹いていたのに」
「迷惑をかけるな!」
と丸山穂高さんに怒っている維新の支援者の皆様。
お気持ちは十分すぎるほど分かります。そりゃそう言いたくなりますよね。当然だと思います。
どうか聞いてください。
丸山穂高さんは僕たちの大切な大切な仲間なんです。
彼、あんまりテレビになどは映りませんが本当にいい質問などを国会でもしてきていたんです。
素晴らしい政治家になる資質を持っていると僕は思っていました。
でもとにかくお願いがあるんです。
依存症って、あんまり病気っぽいくないんです。
特に日本では、依存症って…「本人の自己責任だろうが!」って言いたくなる人も多いですよね。海外では近年、かなりの理解が進んできているんです。でも日本じゃあまだまだですよね。
依存症って、本人もつらいんですけれど周囲ももっとつらいんです。
ギャンブル依存症が怖いのはそのためです。でも「依存症」って、別にギャンブルだけじゃあないんです。
タイガーウッズ分かります?
完全なセックス依存だったんですけれど、多くの日本人が何が何だかわからなかったでしょ?
あれ、病気なんです。
なので彼もつらかったと思うんです。
怒りはもっともです。
でも、彼も含めて「維新」だったんです。
同じ旗を背負った仲間なんです。
僕はまだまだスタートラインにも立っていないけれど、本当に懸命に頑張るので、どうか、丸山穂高さんに診断だけ受けさせてあげられないでしょうか?そして、その診断結果が出るまでだけでも、待ってやっていただけないでしょうか。
これでアルコール依存でも何でもないって診断されたら叩いていいから。
それは彼の責任だから。
でも、客観的に見る限り、ちょっと酒に飲まれ過ぎなんです。
あんな失敗をしているのに、まだ飲んでいるんです。
軽度の依存症と僕は見ているんだけれど、だとすれば、理解をして手を差し伸べるのは周囲の責任です。そのためにも、まずは専門医の診断をすべき、というのが僕の意見です。
以上とりとめもありませんが、多数頂いていた質問への回答とさせてください。