共闘を前へ進める議席を

 ありがたいことに、新社会党北海道本部さんから推薦をいただきました。今回は特に憲法9条がかかる参院選だけに、懇談でも「堂々と9条を訴えていきましょう」とエール交換。やっぱり政治を動かす力は、市民と野党の共闘だと再確認しました。

 新社会党さんとは3年前の札幌市長選から共闘し、当時の渡辺たつお市長候補が約3割もの得票となるなど、大きな力を発揮してきました。今日も札幌市政が話題になり、冬季五輪招致の住民投票さえしないなんてと嘆きの声。

 当時の市長選の大争点となった1000億円もかかるアクセス道路も、さらに200億円も費用が増え、下水道管の移設にも200億円かかるなど、税金を湯水のごとく浪費する計画です。この間の資材高騰などで、さらに経費が増えることも必至。さらに札幌駅東口や都心再開発など、福祉灯油もしないのに大型開発費用は大盤振る舞いの札幌市政なのです。

 不要不急の大型開発は中止して、税金は市民生活にこそ使うべきです。国政から札幌市政まで大きな方向性で一致でき、さらに共闘を前へ進めるためにも、私が全力を尽くしたい。日本共産党が伸びることで共闘の力は必ず強くなります。推薦してくださったことに応えたい。

 前後しましたが、今日は新冠町から日高町・平取町とまわりました。写真は平取町二風谷で、私の後方に見えるのはコタンです。二風谷では多くのアイヌの方とも交流してきましたし、歴史や文化なども学ぶ機会を持たせてもらいました。アイヌ施策推進法はできたものの、国際水準に見合った先住権保障は課題として残っています。しっかり取り組まねば。

 新冠町では旧節婦駅、日高町では旧厚賀駅前での街頭演説だったのですが、閉ざされていた駅舎に寂しい気持ちとなりました。そもそも日高本線は大型低気圧や連続台風による被害が発端で、まずは災害復旧をしなければならなかったはずです。それが延び延びとされ、いつしか赤字路線だからと廃線が迫られてきた理不尽な経過は絶対に忘れません。

 国もJRも、維持したいなら地方で金を出せとの態度が腹立たしい。地方に責任を押しつけた、まさに地方切り捨ての典型です。この声を国会で突きつけたい。

 夜は、全道の党と後援会決起集会をオンラインで開き、佐々木とし子比例予定候補と画面を通してあいさつ。公示予定日まで12日、投票予定日まで1ヵ月となりました。明日も元気に訴えます。

 【今日の句】積み上げた信頼 明日も大切に

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畠山和也
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