やっぱり憲法を活かす未来を

 今日は、ある職場支部から依頼のあった憲法改正についての情勢学習会。「改憲4党」が国会で3分の2を占めていても、国民世論とは溝があるし、草の根から声をあげることの大切さを確認しあいました。

 岸田首相自身が「発議に賛成する勢力が3分の2必要ということではなく、中身について一致できる勢力が3分の2集まらなければ発議できないのが現実だ(6/21)と述べたように、4党間でも改憲項目に違いがあります。

 国民世論も、共同通信の世論調査(7/12)では憲法改正について「急ぐべきだ」37.5%、「急ぐ必要はない」58.4%と、優先事項ではありません。新型コロナ対策や物価高騰など、くらしに密着した課題は成り行き任せだし、国葬は反対の声を聞かずに強行、統一協会問題も根深い癒着への反省や全容解明もしない岸田政権が、改憲だけはまっしぐらとなれば国民からの批判も強まるでしょう。

 今日の話で参考にしたのが、月刊「憲法運動」の五十嵐仁・法政大学名誉教授の小論文。9条の「ありがたさ」をまとめていて、それがわかりやすく、そのまま紹介しました。①戦争加担への防波堤、②自衛隊員を戦火から守るバリアー、③戦後における経済成長の原動力、④学術研究の自由な発展を促進する力、⑤平和外交の推進を生み出す力、です。

 「なぜ憲法に緊急事態条項がないかが学べた」「やっぱり共闘を発展させていくことかな」などの意見も出され、新たな決意でがんばろうと確認しあいました。私も学んで、新たな発見もありました。力をあわせてがんばりたい。

 【今日の句】まず憲法どおり ひらこう国会を

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畠山和也
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