くらしと経済の切迫さに政府は応えて

 今日は道厚生局・道経産局・道運輸局など政府出先機関への申し入れを連続しておこないました。株価下落・急激な円高など経済情勢の厳しさも顕著になってきただけに、命と健康、くらしと経営を支える力強い対策が求められています。

 各局への申し入れ項目は多岐に渡るので、主たる項目だけを以下に記しておきます。

 ●道厚生局
  PCR検査の実施体制強化とわかりやすい周知/医療・介護・福祉現場でのマスクはじめ衛生資材確保への支援/学校休校にともなう休業補償を非常勤職員も含めて全額補てんを/利用者減にともなう収入減少への対策/学童保育の加算措置は民間学童も対象に/年金保険料などが払えない事態に対して機械的・強圧的な徴収措置を取らないこと--など

 ●道経産局
  制度融資の拡充と活用促進/既存債務の返済猶予や固定経費への補助/地方税や各種保険料の納付猶予・減免措置/フリーランスや個人事業主への実効ある支援/サービス業はじめ各事業所での対応ガイドラインの作成--など

 ●道運輸局
  公共交通にかかわる事業者における対応ガイドラインの作成/長期定期券などの払い戻しと事業者支援/今後の観光振興への財政支援--など

 共通する項目として、学校休校にともなう休業への支援策や解雇・雇い止め・内定取り消しなどを起こさないような対策なども申し入れました。どの局も「真摯に対応させていただきます」と応じていただき、私からも寄せられた情報なども紹介して、申し入れの内容を本省にも伝えながら出先機関としてできることは実行を--と重ねて申し入れました。

 申し入れ前に新日本婦人の会道本部にもうかがって、新たな課題は急いで申し入れ項目にも取り入れました。例えば定期券の払い戻しは、より具体的な事例もわかったので反映しやすくもなりました。地域・職場・学園に根付いた活動をしている労働組合や団体・組織の力は大きいのだと、こういう時に実感します。

 わが家も今日は小学生の子が、学童保育にお世話になりました。結構のびのびできたようだし、しばらくぶりに友達にも会うことができて楽しかったようです。感染がないようにと、指導員が気を使っていることにも感謝です。このように安心して社会生活や経済活動ができるような環境をつくらなければいけないと、あらためて実感しました。

 冒頭に書いたように、経済的には一気に緊張感が高まってきました。そうでなくても多くの中小企業は消費税増税の影響で苦しんでいただけに、切迫している現状という認識のもとで強力な支援が絶対に必要です。今月の資金繰りが大変な企業も多く、見通しが見えるような政治の対策とメッセージが急がれます。今日の申し入れでも重ねて強調しました。

 朝は党道委員会としての宣伝、昼は憲法共同センターの「9の日」宣伝にも参加しました。多くの相談などが寄せられているだけに、各団体のスピーチもとても具体的。苦難の打開へ、引き続き力を合わせます。

 【今日の句】緊急というなら 支援は大規模に
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畠山和也
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